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改訂 文例・事例でわかる 居宅ケアプランの書き方

内容紹介

令和3年の記載要領改正に対応!

令和3年に発出された「介護サービス計画書の様式及び課題分析標準項目の提示について」の一部改正に応じた内容になっています。変更のあった「利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果」や「総合的な援助の方針」をはじめとした各項目の具体的な書き方を提案しています。

ケアプラン点検・運営指導を根拠とした解説

著者は、ケアプラン点検・運営指導で年間1000以上の事例を検証するケアプランのスペシャリスト。多かった指摘事項等から、間違いやすいポイントを導き出し、利用者や他職種にも伝わるよりよい書き方を提案しています。

豊富な事例で実践に活かせる!

要介護度、疾患、世帯構成等のバリエーション豊富な12事例を掲載。具体的な書き方を学ぶことができ、自身のケアプランを振り返る際にも役立ちます。

著者による解説動画付き◎

書籍のなかで特に押さえておきたいところや重要だけど書籍では書ききれなかったことなどを著者が動画で解説しています。書籍を読みながら視聴することで、より理解が深まります。

編集者から読者へのメッセージ

 ケアプランの書き方は、多くのケアマネジャーの方々を悩ませるテーマであり、これまでも多くの書籍が出版されてきました。類書も多数あるなかで、本書の最大の特徴は、著者が行うケアプラン点検・運営指導で得た知見をベースに制作している点にあると考えます。

 著者をはじめ、著者が代表を務める介護の未来では、日々、現場の疑問や悩みに向き合い、ケアマネジャーの方々がよりよいケアマネジメントを実践するにはどのようにすればよいかを考えています。単なる知識やテクニックに陥らず、現場にいるケアマネさん、その先にいる利用者さんの顔を思い浮かべながら、現場主義を貫いたケアプランの書き方を提案していることが本書の強みではないかと思います。

 本書は、改訂版ということで、令和3年の記載要領改正に対応というだけでなく、+αで知っておきたいことをコラムやQ&Aでまとめるなど、内容面での充実を図りました。同時に、文章を短文化し、よりポイントを押さえた解説にすること、図表を用いた理解しやすい紙面にすることも心がけました。

 本書が、みなさまの「ケアプランの書き方」への疑問や悩みを解消し、よりよりケアマネジメント実践に少しでも役立つことを願っています。

主な目次

第1章 ケアプランの現状と本書の意義

第2章 ケアプランの基本的な書き方と考え方
1 第1表 居宅サービス計画書(1)
2 第2表 居宅サービス計画書(2)
3 第3表 週間サービス計画表

第3章 ケアプランの具体的な記載事例
1 要介護1~2のケース
2 要介護4~5のケース
3 多様なサービスを活用しているケース
4 医療サービスを中心に活用しているケース
5 加算を算定しているケース

著者情報

阿部 充宏(あべ みつひろ)
(合同会社介護の未来代表)

社会福祉法人に25年勤務し法人事業部長や特別養護老人ホームの施設長を経て、2015年に合同会社介護の未来を興し、以降現職。2016年よりケアプラン点検事業を受託し、2022年度は11保険者(神奈川県・岩手県・福島県・山形県)で、年間約500人のケアプラン点検を実施。また、指定市町村受託事務法人として、5保険者から委託され、年間100事業所の運営指導を行っている。その他、神奈川県の指定機関として介護支援専門員更新(法定)研修を実施(年間8回・約1400人)。

著者からのメッセージはこちら
https://youtu.be/Gt9B12ufG2w