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保育所、認定こども園の園長に役立つ
指導監査を保育の質につなげるガイドブック

内容紹介

保育所・認定こども園の園長にとって、行政の指導監査は「時間がかかる」「書類作成が面倒」などネガティブな印象を抱いている人もいるかもしれません。 しかし指導監査は、保護者や地域の方々に向けて、園の質を保証するよい証でもあります。加えて、監査をきっかけに保育の見直し・質の向上に結び付けるサイクルができれば、有意義な機会となることでしょう。 本書は、監査のポイントを押さえたうえで、さらに自園の振り返りのきっかけとし保育の質を向上させていくヒントとアイデアを提案します。管理職の役割を整理しつつ、設備の管理や災害対策、職員配置などの項目ごとに解説しました。

本書の特徴

●指導監査の各項目のねらいとポイントがわかる
●指導監査を質の向上に結び付けるポイントがわかる

こんな人に読んでほしい

●新任の園長先生
●指導監査を面倒と感じている人

編集者から読者へのメッセージ

 著者の和田挙明さんは民間事業者で保育所の運営を担当後、自治体に転職した経歴をもちます。監査を受ける側・する側両者の経験をもとに、双方がwinwinの関係となる監査を模索しています。
 本書には、所属する自治体の管轄する園の実例が多数登場します。首都圏の保育所ならではの工夫も満載で、保育の事例集としても読み応え十分です。和田さんは本書を特に園長先生に読んでほしいと言います。園運営の肝は園長であり、園長の意識改革なくして保育の質の向上はない、というのがその理由です。さまざまな経歴をもつ園長だからこそ、監査という一定の基準から保育の質を考えるのは意味があり、対外的な証にもなるといいます。
 園長のみならず、自治体の監査担当者にもおススメします。

主な目次

Chapter1 園長に求められること
Chapter2 施設長の役割
Chapter3 管理職の役割
Chapter4 保育サービス提供責任者としての役割
Chapter5 こんな時は注意
Chapter6 施設調査書の書き方
資料編

著者情報

和田挙明
わだ・たかあき
東京都中央区福祉保健部 副参事(保育指導・特命担当)。民間の保育事業者として認可外、認可の保育所運営を経験した後、令和2年より東京都中央区の福祉保健部に配属。指導検査や巡回の統括・管理、保育の質向上のための仕組み作りを担当している。

保育所、認定こども園の園長に役立つ
指導監査を保育の質につなげるガイドブック

判型:B5
頁数:148頁
価格:2,640円 (税込)
発行日:2022/08/10