メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

保育士等キャリアアップ研修テキスト4 食育・アレルギー対応 第3版

内容紹介

保育士等キャリアアップ研修とは?

一般的に保育所では、園長、主任といった限られた役職のみで運営されているところが多く、役職が少ないためにキャリアを積んでも役職に就けない、昇給もできないなど問題が生じていました。これが離職者を生む原因にもなっていました。それを改善するために導入されたのが「処遇改善等加算Ⅱ」という制度で、保育士のキャリアアップに向けて研修体制を確立し、技能や経験を積んだ保育士に対して賃金を上乗せする仕組みです。この加算を受けるための要件となるのが、保育士等キャリアアップ研修です。

本書の特徴と第3版のポイント

本書は、保育士等キャリアアップ研修における「食育・アレルギー対応」分野について国が定めたガイドラインに準拠したテキストです。わかりやすい解説と豊富な演習課題で、15時間の研修が「学びやすく」「教えやすい」内容になっています。
第3版では、2021年に策定された「第4次食育推進基本計画」を踏まえた内容の見直しをメインに、アレルギー対応の分野でも一部見直しを行いました。

編集者から読者へのメッセージ

せっかく貴重な時間を使って研修を受けるのなら、最新の内容を学びたいものです。講師をされる方もそうお考えになると思います。テキストの改訂により、そのニーズに応えました。
このテキストには書き込みスペースが豊富にあります。受講者自身が講義で学んだことを書き足して、「マイテキスト」にすることができます。また、重要な資料や学びに役立つ情報・サイトのURLをQRで掲載しています。リーダーとして、学んだことを園内研修などで伝えていく際にも役立ちます。

主な目次

第1章 栄養に関する基礎知識
第2章 食育計画の作成と活用
第3章 保育所における食事の提供ガイドライン
第4章 アレルギー疾患と保育所におけるアレルギー対応ガイドラインの理解
第5章 食物アレルギーのある子どもへの対応
資料 食物アレルギー事故発生ロールプレイング ほか

著者情報

【監修】
秋田喜代美(学習院大学教授、東京大学名誉教授)
馬場耕一郎(友愛福祉会理事長、元厚生労働省保育指導専門官)

【編集】
今井孝成(昭和大学医学部小児科学講座教授)
堤ちはる(相模女子大学教授)

【執筆者】
安部眞佐子(大分県立看護科学大学准教授)
太田百合子(東洋大学非常勤講師)
堤ちはる(編者)
手塚純一郎(福岡市立こども病院アレルギー・呼吸器科科長)
福家辰樹(国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科医長)
今井孝成(編者)