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看護クリニカルラダーレベル到達のための学習ガイドブック

内容紹介

新人看護師の自己学習に活用できる

 内容は,クリニカルラダーレベルⅠ~Ⅲのレベルに,「ニーズをとらえる力」「ケアする力」「協働する力」「意思決定を支える力」の4つに加え,「組織役割遂行能力」「教育・研究能力」を合わせた「6つの力」で構成し,人材育成に必要なものとなっています。技術的な内容に関しては,厚生労働省の「新人看護職員研修ガイドライン改訂版」にも準拠しており,幅広く活用できるものです。

学習ポイント・指導ポイントがわかる

 看護クリニカルラダーレベル毎に,[知識の例]と[実践(OJT)]で解説しました。[知識の例]では,看護実践に必要な知識が,[実践(OJT)]では,看護を実践するために欠かすことのできない知識や技術に関する内容を掲載しています。特に,[実践(OJT)]では,レベルⅠナース(主に新人ナース)が学習するために必要な「学習ポイント」や,レベルⅡ・Ⅲナース(指導ナース)がレベルⅠナース(主に新人ナース)を指導する際に必要になる「指導ポイント」を掲載しました。

看護技術のチェックができる

 「新人看護職員研修ガイドラインにおける技術」について,看護技術チェックリスト(厚生労働省)を参考に作成しています。それと同時に,現在,病院で使用している看護基準・手順等に準じ柔軟に加筆・修正ができるように,スタンダードな内容(➊目的,➋適応,➌必要物品,➍手順)を掲載しました。

編集者から読者へのメッセージ

 本書は,オールカラーで,新人看護師がいつでもどこでも自分自身で基本的な看護技術をチェックできるようにまとめています。必要とされる知識が幅広く網羅されていますので,困ったときなどにも使用できます。

主な目次

Ⅰ部 ニーズをとらえる力
 A 身体面(疾病や障がい)/B 身体面(生活)/C 精神面/D 社会面/E 価値観や信条の側面(スピリチュアルな側面)/F ケアの受け手の全体像

Ⅱ部 ケアする力
 A ケアの改善/B ケアの提供/C 安全/D 災害・防災管理/E 感染/F 病態把握/G 薬剤の取り扱い/H 救急救命

Ⅲ部 協働する力
 A チームでの協働/B コミュニケーション/C 地域をみる視点

Ⅳ部 意思決定を支える力
 A 意思決定支援/B 倫理/C 看取り

Ⅴ部 組織的役割遂行能力
 A 目標管理/ B メンタルヘルス

Ⅵ部 教育・研究能力
 A 継続教育/ B 看護研究
資料編 看護クリニカルラダーレベル到達のための学習内容

著者情報

上尾中央医科グルーブ協議会看護本部看護教育部=編集