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保育学用語辞典

内容紹介

保育学を「読む」辞典

乳幼児期の学びは、その後の人生を大きく左右する―― 近年、子どもの学び・保育を取り巻く環境は大きく変化しています。
保育・幼児教育の新時代、専門家、研究者、実践者の共通言語となるべく、保育学ならびに関連領域において学術的に明らかにされてきた知をわかりやすく整理・収載した辞典です。新たな時代の保育のあり方を提案するベストプラクティス。執筆者133名の英知を結集した1032語を収載しています。

アプリ版も発売中

iOS・GooglePlay版(開発・販売 HMDT)
http://childcare.hmdt.jp/

編集者から読者へのメッセージ

平成29年告示の幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の改訂に関する検討会に参加していた頃、同委員の間で言葉に対するとらえ方の違いがかなりあることを感じました。各分野の専門家からなる検討会ですので、それぞれの専門分野の共通言語をもとに検討を行うわけですが、保育における共通言語をある程度明らかにすることで、指針・要領の中身の実効性を伴うものになるのではないかと考え、秋田喜代美先生に辞典の発行に関する相談をさせていただいたのが、本辞典の始まりです。
言葉の定義やとらえ方は時代とともに変わりますが、今の時代に必要な共通言語を提案できたのではないかと考えています。研究者や学生のみならず、現場の先生方にも使っていただきたい辞典です。

主な目次

序章
 「保育」とは何か
 「子ども」とは何か
 保育の質と子どもの発達に関する調査
 保育の基本的考え方

発達
・身体・運動発達
・認知的発達
・社会情動的発達
・対人関係・社会・文化と発達
・発達の理論
・保育と発達

保育実践
・現代の子ども・家庭
・子ども理解
・子どもの育ちに応じた保育
・生活と遊び
・人的環境
・物的環境
・安全と健康
・子どもと食
・計画・記録・省察・評価
・連携
・リーダーシップ
・労働環境管理
・専門性の向上
・実践者と研究者の連携
・保育の質

制度・政策
・保育制度
・保育行政
・子ども・子育て支援新制度
・関連する専門機関
・その他の制度

思想・歴史
・概論
・実践
・研究・団体
・子ども
・子ども文化・もの
・園・学校・施設・機関
・人

特別支援
・理念・制度
・問題の把握
・障害
・発達の評価
・支援の実践
・障害児に対する福祉
・関係機関・地域連携
・研究機関・専門機関

社会的養育
・要支援児童・特定妊婦
・社会的養護
・その他

著者情報

秋田喜代美(学習院大学文学部教授・東京大学名誉教授)=監修
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター=編著
編集委員
 野澤祥子(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター)
 淀川裕美(千葉大学)
 高橋翠(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター)
 関智弘(熊本県立大学)
 島田桂吾(静岡大学)
 浅井幸子(東京大学大学院)
 福元真由美(青山学院大学)
 猿渡智子(足立区障がい福祉センター)
 林浩康(日本女子大学)

保育学用語辞典

判型:A5
頁数:450頁
価格:4,400円 (税込)
発行日:2019年12月10日