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幼稚園、保育所、認定こども園対応
配慮を必要とする子どもの「要録」文例集

内容紹介

 発達が気になる、外国にルーツをもつ、家庭環境など、 さまざまな配慮を必要とする子どもについて、保育所、幼稚園、認定こども園で1年間の育ちの記録として、「要録」をどのように書けばよいのでしょうか。本書では、具体的な子どもの状態像からポイントを文例で掲載し、具体的な書き方を知ることができます。
 また、配慮を必要とする子どもの関わり方や留意点自体を学ぶ書籍としても最適です。

本書の特徴

・要録の描き方がわかる
・配慮を必要とする子どもの要録の描き方がわかる
・自分の保育や関わりを振り返ることができる
・幼稚園、保育所、認定こども園に勤務する保育者に対応

こんなときに有効

・次年度への引き継ぎに悩むときる
・配慮を必要とする子どもの関わりに悩むとき

編集者から読者へのメッセージ

 本書は、中央法規が発行する要録関連書籍の3作目になります。前2作では要録の基本的な考え方や書き方について言及しましたが、現場からは、次の担任や小学校に引き継ぐ際に、配慮を必要とする子どもについて、どのように書けばよいのか悩むという声が聞かれます。そこで、単に問題となる行動への対応を指南すれば簡単ではありますが、子どもや次年度の担任にとって、果たしてそれでよいのかという問いが、本書発刊のきっかけです。

 相談援助の現場では、クライアントの「ストレングス」(強み)をどのように引き出すのかが問われます。保育や教育の現場でも、子どもの「強み」に着目して、その強みを育てる関わりが必要とされると考え、著者の藤原里美さんに執筆を打診しました。主に発達障害の子どもへのかかわりを専門とする藤原さんですが、「自閉症の子どもへの対応」という決めつけた内容にはしたくないという思いをもち、その思いを編集部としても共感し、1冊にまとめました。

第1編集部 平林敦史

主な目次

第1章 配慮を必要とする子どもの要録作成のポイント

 要録とは何か/読まれる要録を書くには/子どもの特徴的な姿と その原因、支援の方法を見つけるには

第2章 配慮を必要とする子どもの要録文例

 Type1 多動の傾向がある子ども
 Type2 言葉がうまく出ない子ども
 Type3 生活の自立が進まない子ども
 Type4 園生活になじめない子ども
 Type5 感情のコントロールが難しい子ども
 Type6 愛着に課題を感じる子ども
 Type7 集団行動がとれない子ども
 Type8 手先が極端に不器用な子ども
 Type9 友だちとうまく関われない子ども
 Type10 友だちに手が出る子ども
 Type11 指示が入りにくい子ども
 Type12 着替えがうまくできない子ども
 Type13 目から入る情報に偏る子ども
 Type14 やり始めたら終われない子ども
 Type15 行事に参加できない子ども
 Type16 拒否が強い子ども
 Type17 興味が極端に限定される子ども
 Type18 ものごとの理解が遅れている子ども
 Type19 苦手な活動のある子ども
 Type20 午睡ができない子ども
 Type21 外国にルーツのある子ども

資料

 幼稚園幼児指導要録に記載する事項/特別支援学校幼稚部幼児指導要録に記載する事項/幼稚園幼児指導要録/特別支援学校幼稚部幼児指導要録/保育所児童保育要録に記載する事項/保育所児童保育要録/幼保連携型認定こども園園児指導要録に記載する事項/幼保連携型認定こども園園児指導要録/アセスメントのためのワークシート

著者情報

藤原里美(ふじわら・さとみ)

一般社団法人チャイルドフッド・ラボ代表理事。臨床発達心理士・早期発達支援コーディネーター・保育士。東京都立梅ヶ丘病院(児童精神科)、母子保健院(乳児院)、東京都立小児総合医療センターを経て現職。ペアレントトレーニング、キャリアアップ研修障害児保育など、各種セミナー・講座で保護者や保育者とかかわる。著書は「多様な子どもたちの発達支援」「はじめての療育―わかって安心!発達障害の子どもとの上手なかかわり方」「はじめての療育―わかって安心!発達障害の子どもとの上手なかかわり方」(いずれも学研プラス)など多数。