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保育で使える
からだの土台を作る運動遊び100

内容紹介

就学後を見据えた身体の土台づくりができる!

 就学後に子どもが身体を思い切り動かして豊かに成長していくには、乳幼児期に身体の土台を作ることが重要です。

 本書では、第1章・第2章で乳幼児期の身体づくりと身体観察のポイント、第3章で楽しく身体機能を向上させる100種類の遊びを紹介します。

乳幼児期にめざす身体の状態と動きがよくわかる!

 第1章・第2章では、「顎(=エラ)から身体を動かす」「母指球を使って動く」「ふっくらと張りのある筋肉を保つ」など乳幼児期の身体づくりのポイントや、発達過程で子どものどのような動きに注目していけばよいのかについて、イラストを交えながらわかりやすく解説します。

 このようなポイントを理解したうえで運動遊びに取り組めば、子どもの本来もっている力を最大限に引き出すことができるようになります。

いつもの遊びにひと工夫で身体機能が向上!

 第3章では、100種類もの運動遊びを紹介!いつもの保育で行う遊びにひと工夫加えた、手軽に行えるものばかりです。

 一つひとつの遊びに、身体機能を向上させるための「指導のポイント」を載せており、効果的に運動遊びを行うことができます。

編集者から読者へのメッセージ

 保育で日常的に行われている「運動遊び」ですが、子どもへのかかわり方によってその効果は大きく変わると考えられます。遊びの中で子どもが「できない」部分をなおそうとしてばかりだと、子どもの本来もっている力が見過ごされることにもなりかねません。

 著者の佐々木祥子先生と協力者の柏原成年先生が大事にされているのが、子どもの今「できる」部分に目を向けるということです。

 まずは子どもの今の身体の状態を理解し、寄り添い、できる動きを思い切り楽しめる遊びを行うことが重要です。それが、身体機能の向上にもつながっていきます。

 本書によって子どもの身体への理解を深め、さまざまな遊びを実践する中で、子どもの「できる」をともに喜びながら身体づくりを行っていただければ幸いです。

第1編集部 矢﨑淳美

主な目次

  • 第1章 乳児の身体と動きを知ろう
  • 第2章 幼児の身体と動きを知ろう
  • 第3章 身体の土台を作る運動遊び100

著者情報

著者

佐々木 祥子(ささき・さちこ)

 株式会社スキップ代表、保育士、さとう式リンパケア公認インストラクター。
 歯科医の佐藤青児先生の考えに共感し、ベビーリンパケアを考案。保護者や専門職に向けたベビーリンパケア講座や、ベビーリンパケア講座が開講できるマスターを養成する講座を行っている。
 現在はにじいろスクエア・せとうちに勤務し療育に携わるほか、子育てに悩む親のオンライン相談などの活動も行っている。

協力者

柏原 成年(かしはら・なりとし)

 株式会社Tact取締役、理学療法士、さとう式リンパケア公認インストラクター。
 児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援すりぃぱすを運営。
 理学療法士として、「できる」その瞬間の共創を目的に、発達特性・障害のある子どもと保護者の支援を行うほか、さとう式リンパケア公認インストラクターとして身体のケアについての講座・セミナー活動、YouTubeやSNSなどでの情報発信を行っている。

保育で使える
からだの土台を作る運動遊び100

著者:佐々木 祥子(ささき・さちこ)

協力者:柏原 成年(かしはら・なりとし)

サイズ:A5 214頁
価格:2420円(税込)