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言葉かけから環境づくりまで
不安を自信に変える 保育のかかわり見直しBOOK

内容紹介

大声で保育をしていませんか?

保育中に思わず「○○してはダメ!」と言ってしまう、ほかの子がいる前で大声で注意をする、保育者がおもちゃを出して「これで遊んでいいよ」と伝える……。
日々の保育を振り返って、思い当たる場面はありませんか?
保育者がよかれと思ってやっている言動の中にも、「不適切な保育」につながりかねない状況が潜んでいます。

よりよい保育への改善方法がわかる!

この言葉かけはよくない、あるいは子どもにとって適切な保育環境ではないとわかっていても、「ではどうしたらよいのか」がわからない、そして、自分の保育が適切なのか不安という方にもぜひ読んでいただきたいのがこの書籍です。

本書では、「ダメ!ではなく、どうしてほしいかを伝える」「子どもが興味をもったときに遊べる環境をつくる」といった現状を改善する方法について、写真とともに保育者のかかわり方や工夫を具体的に解説しています。

園内研修にも最適な明日からの保育が変わる一冊です。

編集者から読者へのメッセージ

「不適切な保育」というワードがニュースになるなかで、保育現場には「自分の保育が保護者から見られている」「これは適切な保育なのか」と不安に思う方が増えているようです。
本書では、皆さんのそのような不安を自信に変えていただくために、日々の保育を振り返り、改善していく方法を提案しています。
保育者の声・言葉、行動、食事、午睡、排泄・着替え、環境などの項目ごとに、気になるページから見直しを始めていただければ幸いです。

主な目次

1園全体で確認しよう!安心して保育を行うためのポイント
①安心して保育を行うための3つのポイント
②子どもの行動、どこまで認めていい?~迷ったときに確認しよう~
③無意識に行っていませんか?~よりよい保育にブレーキをかける言い訳~
2具体的場面でチェックしよう!
①保育者の声・言葉
②行動
③食事
④午睡
⑤排泄・着替え
⑥環境
⑦基本のおさらい
3チームで保育をするために必要なこと
①風通しのよい職場環境をつくる
②知識を身につける

著者情報

寳川雅子(ほうかわまさこ)
鎌倉女子大学短期大学部准教授
専門は保育・子育て支援・乳幼児精神保健。
全国の自治体や団体、法人、施設等にて保育・養育や子どもにかかわる研修を行っている。
近頃は、子どもの人権や不適切な保育の防止、保育所の立て直し等にかかわる機会が増加している。
主な著書に、『わかる!安心!自信がもてる! 保育・教育実習館完全サポートブック」(中央法規出版)、『改訂2版 実践につなぐことばと保育』(執筆/ひとなる書房)、『実践につながる 新しい乳児保育』(執筆/ミネルヴァ書房)、『子どもの育ちを考える 教育心理学』(執筆/朝倉書房)などがある。