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ケアプランパーフェクトガイド
第2版―令和6年度介護報酬改定対応版

内容紹介

  • ○介護保険法に基づく居宅介護支援にあたっては、運営基準として、また介護報酬算定のための要件として、さまざまな“ルール”が定められています。介護保険制度がスタートしてからすでに20年以上が経過し、運営基準も介護報酬の算定基準も少しずつ複雑になってきています。ベテランのケアマネジャーといえども、それらを100%理解することはたやすいことではなく、20%のあいまいさを抱えたまま業務にあたっているといえます。
  • ○本書は、ケアマネジメントにおける、ケアマネジャーの「すべきこと」「してはならないこと」を、居宅介護支援及び居宅サービスにかかわる運営基準と加算の算定要件の両方から解説しています。
  • ○アセスメントからケアプラン原案の作成、モニタリングまで、ケアマネジャーが陥りやすい落とし穴を整理し、ケアマネジャーの「思い込み」「わかったつもり」を防ぐとともに、確実かつ適切なケアマネジメントの展開をサポートします。
  • ○令和6年度介護報酬改定に完全対応

編集者から読者へのメッセージ

改正のたびに複雑さを増す運営基準や介護報酬の算定要件を、十分に理解することは決して簡単ではありません。
介護保険法に基づいて行われる居宅介護支援には、その運営基準に加え、介護報酬の算定要件にも、さまざまな“ルール”が設けられています。また、居宅サービス事業者などが介護報酬を算定するにあたっても、ケアマネジャーがかかわる“ルール”が定められている場合があります。
ケアマネジャーは居宅介護支援だけでなく、居宅サービスなどの運営基準とそれぞれの介護報酬の算定要件として定められている、ケアプラン作成の“ルール”を理解しておく必要があります。
本書は、それら、ケアプラン作成の“ルール”を解き明かしています。業務にあたり、残ったままになっている20%の“あいまいさ”を解消し、ケアマネジャーがこれまで以上に自信をもって利用者支援にのぞめるように、そしてこれまで以上にケアマネジャーという役割を全うできるようにという、著者の思いがつまった一冊です。

主な目次

Part1 必須!運営基準違反&減算 ケアプラン作成のルール①
Part2 知ってて当然 基本のキ ケアプラン作成のルール②
Part3 知らなかったではすまされない! 実践のためのケアプラン作成のルール
Part4 “あいまいなまま”ですませていませんか? 居宅サービスの加算をケアプランに位置づけるときなどのルール
Part5 ここまでおさえれば安心! ケアプラン作成にまつわるルール

著者情報

阿部 充宏(合同会社介護の未来代表)
社会福祉法人に25年勤務し、法人事業部長や特別養護老人ホームの施設長を経て、2015年に合同会社介護の未来を興し、以降、現職。2016年よりケアプラン点検事業を受託し、2024年度は17保険者(神奈川県・岩手県・福島県・山形県・静岡県・新潟県)約600人のケアプラン点検を実施。また、指定市町村事務受託法人として、5保険者から委託され、年間50事業所の運営指導(旧実地指導)を実施。そのほか、神奈川県の指定機関として介護支援専門員更新(法定)研修を実施(年間12回/受講者約1600人)。
また、未来塾を主宰(登録者1400人強)し、セミナーや被災地活動(石巻市・女川町)にも取り組んでいるほか、保険者等からの依頼により年間100回以上の講演をこなす。
一般社団法人神奈川県介護支援専門員協会元理事長(現相談役)。
保有資格は、社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員。