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誰のため? 何のため?介護職が知っておきたい「ほんとうの自立支援」がわかる本

内容紹介

「自立支援」について考える!

 現場の介護職は、利用者が望む生活を実現するために、「自立支援」に取り組んでいます。しかし、良かれと思って取り組んでるのに、利用者の生活は、どんどん自立から遠ざかっていく…ということはないでしょうか。

 それって、もしかしたらそのかかわりが「思い込み自立支援」だからかもしれません。

 「本人にできることをしてもらうのが自立支援」など、現場では本来あるべき「自立支援」が、誤って理解されていることが多々あります。本書では、そんな現場をたくさん見てきた著者が、マンガや事例を通して、「思い込み自立支援」を「ほんとうの自立支援(本来の自立支援)」へと見直すための具体的な対応やヒントを解説します。

編集者から読者へのメッセージ

著者は、これまでの経験から、「介護職のかかわり方ひとつで目の前の利用者の生活は変わってしまう」ということを痛感してきました。「利用者がこの先も生活を営めるように、介護職のみんなとがんばっていきたい」というアツい思いがこの本に詰まっています。
この本を執筆している間も、自身のこれまでの介護を振り返り、「あの時こうしていれば」という反省エピソードや、利用者さんとの思い出話などを編集担当者に聞かせてくださいました。著者から語られる、駆け出し介護職だったときのエピソードや独立を決意したときのエピソード、経営者としての思い、利用者やその家族への思い、事業所スタッフへの思いなどの熱量はハンパなく、これこそが「闘魂介護士」と呼ばれる所以なのだと感じました。
本書を読んでくださった方にも、その熱が伝わり、利用者の「その先の生活」につながる自立支援に取り組んでもらえたら幸いです。

主な目次

はじめに
第1章 自立支援を考えよう
 1.これって本当に「自立支援」?
 2.「自立支援」ってなんだろう?
 3.「自立支援」成功のカギ
第2章 「思い込み自立支援」を「本来の自立支援」へ見直すヒント
 1.そのかかわり、「思い込み自立支援」になっていませんか?
 2.事例で考える「本来の自立支援」に見直すヒント
第3章 事例で学ぶ「本来の自立支援」の実践
 ・成功事例
 ・反省事例
あとがき

著者情報

山出貴宏(やまで・たかひろ)
株式会社NGU 代表取締役。介護福祉士。
専門学校で医療ソーシャルワークを学ぶ。卒業後、建築会社に就職し、現場で建築を学んだ後に介護業界に転職。訪問入浴、特別養護老人ホームで勤務するなかでさまざまな疑問を感じ、2011年に独立して株式会社NGUを設立。利用者が少しでも長く自宅で生活を続けられるかかわりができる事業所をつくりたいと考え、生活維持向上倶楽部「扉」(地域密着型通所介護)を開設。生活維持向上倶楽部シリーズとして「匠」(地域密着型通所介護)、「心」(訪問介護)、「栞」(居宅介護支援)を運営しながら地域創造への取り組みも行っている。
また、「闘魂介護士」と呼ばれ、介護技術、認知症ケア・じりつ支援に関する研修や、現場での技術・取り組み・かかわり方の見直しの助言にも入っている。著書に『ステップアップ介護 よくある場面から学ぶ認知症ケア』(中央法規出版)がある。