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スゴくわかる! すぐ役立つ! ケアマネ・介護職のための医学知識ガイド

実務に必要な医学知識がパッと見でわかる!

 ケアマネジャーや介護職にとって、医学知識は実務に必須の知識です。一方で、病気に伴って起こる症状やその進行が理解できていなかったり、医療職への伝え方で困っているケアマネジャーなども多かったりします。そこで、医学知識の理解を促すため本当に実務で必要とされる情報を載せ、オールカラーでわかりやすく解説したのが本書になります。

ココに注目!

 第2章では、高齢者に多い48の病気を取り上げています。そして、48の病気それぞれ、「症状」「原因・特徴」「病気の進行」「治療法」「くすり」「日常生活の注意点」「検査データの見方」「医療職への上手な伝え方」の構成で展開しています。

  • 「病気=その症状」とわかるように、おさえておきたい症状をイラスト化。
  • 病気の原因・特徴や進行を理解しやすいように図やイラストを用いて解説。
  • くすりの効果や副作用は表にして掲載。
  • 日常生活を支援するうえでの注意点を簡潔に解説。
  • 医療職への伝え方は、上手なコツとダメなポイントがわかる会話例つき。

編集者から読者へのメッセージ

 利用者や医療職とかかわるケアマネジャーや介護職に向けて、医学知識の理解を促すためにはどういう内容にし、誌面の工夫をするとよいのか試行錯誤しながらの制作でした。
 本書では、現場で役立つ情報となるように「症状」「原因・特徴」「病気の進行」「治療法」「くすり」「日常生活の注意点」「検査データの見方」「医療職への上手な伝え方」という構成の展開にしました。載せる内容を取捨選択し各疾患4ページ展開にしているのも特徴です。著者の鶴岡先生とともに進めながら、知っておいてほしい内容をこの一冊に込めました。
 実務に役立つ医学知識を理解する入り口として、本書をぜひご活用ください。

主な目次

第1章 高齢者の病気 7つの特徴
 1 からだとこころ 10の変化
 2 ココに注目! 病気の7つの特徴
 3 生命維持に直結! バイタルサイン
 4 注意点がわかる! 3大くすりと副作用
 5 苦しさを緩和! 看取りでのポイント
 6 ポイントはココ! 難病の制度とかかわり方
 7 7つの感染経路! すぐわかる対応方法

第2章 おさえておきたい! 高齢者に多い48の病気
 1 脳
 2 呼吸器
 3 循環器
 4 消化器
 5 泌尿器
 6 筋骨格
 7 生活習慣病
 8 視覚・聴覚
 9 皮膚
10 感染症
11 精神疾患

著者情報

鶴岡 浩樹(つるおか・こうき)
日本社会事業大学専門職大学院教授
つるかめ診療所副所長
1993年、順天堂大学医学部卒業。自治医科大学地域医療学教室入局。岩手県国民健康保険藤沢町民病院内科をはじめ、地域医療の研鑽を積む。アメリカのケース・ウェスタン・リザーブ大学家庭医療学教室へ留学。
自治医科大学附属病院総合診療部外来医長を経て、2007年、栃木県下野市につるかめ診療所を開業。2013年より日本社会事業大学専門職大学院教授。