メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

医薬品 登録販売者試験合格テキスト 2023年版
試験問題の作成に関する手引き最新版準拠

内容紹介

登録販売者とは?

 登録販売者制度は2009年度から始まった制度で、副作用等リスクが特に高い一般用医薬品を除いた医薬品販売に従事するための資格です。
 現在は、ドラッグストアのほか、コンビニエンスストアなどでも登録販売者による一般用医薬品の販売が行われており、薬剤師とは別の専門資格として幅広く運用されております。

本書の特長

 登録販売者の資格を取得するには、各都道府県で行われている登録販売者試験に合格する必要があります。問題は厚生労働省より公表されている「試験問題の作成に関する手引き」が出題範囲として設定されております。
 本書はその手引きに忠実に対応しており、「記憶に残りやすい」「学習を継続しやすい」をコンセプトにわかりやすく編集しております。出題されやすい重要語句がひと目でわかったり、各章に一問一答を多数掲載しているため、理解度をチェックしながら学習を進めることができます。また、2022年度に実際に出題された過去問も掲載しておりますので、出題傾向を確認することもできます。
 登録販売者試験合格を目指す方におすすめの一冊です。

編集者から読者へのメッセージ

 本書は、登録販売者試験合格に向けた参考書として例年ご好評いただいております。
 お手に取った方は、本の厚さ・大きさに驚かれるかもしれません。ただ、それだけ本書は「内容が充実している」ということを実感していただけると思います。

 厚生労働省より公表されている「試験問題の作成に関する手引き」に、極力取りこぼしが無いよう忠実に対応し、かつ図や表を用い、わかりやすく編集しています。その他、試験に出題されやすい重要語句は色文字で表記したり、覚えにくい漢方処方製剤や生薬の変更点を一覧表にするなどの工夫を施しています。
 一問一答も全体で600問以上掲載していますので、自分の苦手な分野を把握しながら学習を継続しやすい作りとなっています。

 試験は、総出題数に対して7割程度の正答の場合で、試験項目ごとに都道府県知事が定める一定割合以上の正答のときに合格とされます。
 7割以上の正答を目指すのではなく、本書でぜひ満点を目指してほしいと思います。そして、一流の登録販売者として活躍していただけることを、編集担当者として願っております。

主な目次

はじめに
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識
第2章 人体の働きと医薬品
第3章 主な医薬品とその作用
第4章 薬事関係法規・制度
第5章 医薬品の適正使用・安全対策
索引(事項名索引・成分名索引・漢方処方製剤名索引)

著者情報

藤澤節子=編著

ドレッドノート株式会社代表取締役。薬剤師。介護支援専門員。
湘南白百合学園 小、中、高校を経て、1973年、北里大学薬学部薬学科卒業。
4 人の男の子を出産後、1994年10月に、訪問薬剤師が在宅患者訪問薬剤管理指導料として、診療報酬に算定されたのをきっかけに、調剤室から在宅に飛び出し、患者さんの枕もとに赴き、在宅医療に従事する。
2019年からは地域支援事業として、イキイキサロン、みんなの食堂ルンルン、無料塾ルンルンを開催する。
今後の地域共生社会の実現のために、NPO 法人在宅医療・緩和ケアカンファレンス理事、NPO 法人DANKAI プロジェクト副理事長、一般社団法人東京ケアマネジャー実践塾理事として活動。
医療・介護・福祉の連携、高齢者の介護・疾病の予防、子ども達の健康・学力向上をライフワークにしている。