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村田くみの「シングル介護のホントのところ」

“昭和レトロ”のデイサービス

 母の介護度は「要介護2」なので、ショートステイを利用し、在宅時には通所介護(デイサービス)を1週間に2回程度利用するプランを作成してもらいました。
 ところが、デイサービスには「行きたくない」と言い出しました。すでにお年寄りたちがグループをつくっていて、居心地があまりよくなかったそうです。

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 母は元々人見知りをする性格で、特に病に倒れてからは激しくなりました。社交的な人であれば、初対面の人とも打ち解けやすいのでしょうが、母は自分から率先して輪に入ることができないタイプ。
 行くように促すと、
 「あんたは行ったことがないから、わからないんだ!」
と、母は私に食ってかかって言いました。
 とくに、「リハビリ」と称して輪になって行われるレクレーションがニガテだったらしく、「放っておいてほしい」と、よくこぼしていました。

 そんな時、横浜・みなとみらいのデイサービス「かいかや」を思い出しました。
 第二の人生を豊かに“開花”させるという意味のように、玄関には赤いのれんがかかり、旅館、和風居酒屋といった佇まいです。
 昭和の大スター石原裕次郎の若かりし頃のポスターが飾られ、“昭和レトロ”を感じさせる内装でした。木目調のテーブルといす、漆器の食器で食事をいただくとレストランに来たような感覚にもなります。
 施設ではレクレーションというよりも、「リハビリにつながるお楽しみ」を催して、7月にはビンゴやカラオケ大会、うちわ作りなどが行われたそうです。もちろん、横でお茶を飲みながら見ているだけでもいいそうです。
 お茶を飲みに行くようなラフな感覚ならば、「行きたくない」という気持ちを起こさなくても済むのではないかと思いました。
 介護サービスも新しい発想で多様化してきています。

◆むーちゃんさまへ◆(7月7日付け当ブログへのコメント
 書き込みありがとうございました。また、お返事遅れて申し訳ございません。
 私も韓国ドラマが大好きで、気分転換は韓流です。

>母と二人でいる時ほど、他の人と話したい時があります。

 そんな時こそ、遠慮なくご連絡してみてください!!

 私の母も韓流ファンなので、ケンカした後はたいてい、ヨン様の話題で仲直りします(笑)。
 私は最近、DVDでは『雪の女王』を見ました。『エデンの東』も見逃せませんね。
 今後ともよろしくお願いします。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
村田くみ
(むらた くみ)
1969年東京生まれ。会社員を経て1995年毎日新聞社入社、週刊誌「サンデー毎日」所属。主に経済、環境、介護の問題に携わる。現在、母親の介護に従事しながら、介護の体験記、介護者に役立つ情報を適宜発信中。
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