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健康的な介護ライフのために 均整ワンポイントアドバイス

第18回 イライラ感―介護者によくある「こころ」の症状

 けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
 今回から介護する方の気持ちをやわらげる均整ケアを紹介します。


 介護生活が長くなると、腹が立ったり気分が沈んだりすることもあると思います。周りを気遣い、自分の気持ちを押し込めようとしても、そう簡単には治まらないものです。

 そのようなときは、気分転換に軽くからだを動かしてみましょう。今回は「イライラ感」をやわらげる体操を紹介します。

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 イライラを感じるときは気が焦って落ち着かず、気持ちが上昇していますが、その半面、「自分は人の役に立っていない」と感じたり、人に会うのがおっくうになったりと、いわゆる「プチ鬱」な状態でもあります。加えて、食べ過ぎたり甘いものに走ったりする傾向もみられます。

 このような方には、均整の「胸椎11番体操」をすることをおすすめします。



★イライラ感をやわらげる均整体操


 イライラするときは、漢方でいう「五臓六腑」の五臓のひとつ、「脾(ひ)」が痛んでいるとみなし、足を使うとよいともいいます。
 普段から外に出て1時間ほどウォーキングできるとよいですが、それが難しい方は、買い物に行く時などにバスや自転車を使ったり、エレベーターに乗ったりするのをやめて、なるべく歩くようにしてみてはいかがでしょうか。

 また、その場で手軽にできる方法としては、両脚を開くストレッチ、いわゆる「股割り」をおすすめします。これは1セットにつき、5回ほどやってみましょう。

★股割りストレッチ
★股割りストレッチ


 さて、今年の連載は今回が最後です。年明け初めは1月11日(水)、引き続き、こころのケアとして、「不安感」をやわらげる均整体操を紹介します。

 それでは皆さん、よいお年を。来年も健やかに過ごしましょうね!


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
松岡博子
(まつおか ひろこ)
福岡県生まれ。アピア均整院院長。「身体のバランスをとることで健康になる」身体 均整法に出会い、「生き方は姿勢に現れる」と思い至る。身体均整師として研鑽を積む一方、身体均整法をベースにした家庭療法の開発にも力を注ぎ、多くの指示を得ている。
アピア均整院
http://www.apia-kinseiin.net
ブログ「仙骨1番」
http://apia-kinseiin.livedoor.biz/
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