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しえの好奇高齢者俳優・宍戸錠レポート 2010年10月

第6回 “赤木圭一郎さんに捧げる[黒い霧の街]・・・宍戸錠 歌います♪”

 「ジョーちゃん、遊びましょ・・・」
 父の実家によく遊びに来て、兄弟のように仲が良かったと父は言います。
 第1期生として宍戸錠。トニーという愛称で脚光を浴びた赤木圭一郎さんは、第4期生として、日活に入社しました。そして、「拳銃無頼帖」シリーズの無国籍映画で、赤木圭一郎さんと父は共演しました。
 日活のアクション俳優として、マイトガイの小林旭さん、タフガイの石原裕次郎さんに続く、「第三の男」と呼ばれた赤木圭一郎さん。父も日本人離れした風貌ですが、ハリウッド・スターのトニー・カーティスさんにどことなく似ていたということで、「トニー」という愛称で呼ばれ、日活ダイヤモンドラインの石原裕次郎さん、小林旭さん、和田浩治さん、宍戸錠と共に、日活黄金期を支えた俳優の一人です。(父は、チャンユー、アキラ、キッド、ジョー、そして、トニーと呼びます)



第5回 “俳優の宿命”

 小刻みにきざむ無機質な音・・・

 TVのロケ。夕方からは映画の重要なミーティング。翌朝はバラエティーのロケ。
 「いいか、しえ、何があっても仕事優先にしろ!」と父。
 「・・・」
 私が生まれる時も、父は映画のロケでメキシコに行っており、立ち会えなかったと母から聞いていました。



第4回 錠の絵心と「我が青春エースの錠!」望月三起也(漫画家)

 お庭に咲く椿の花の前で、小さな女の子が摘んだお花をお母さんに・・・哺乳瓶を片手に娘から差し出された一輪の椿の花に顔を近づけ、穏やかな表情のお母さん。
 実家のリビングに飾ってある、その絵は父が描いたものです。
 今の実家を建てる前の家で父と母と私で住んでいた頃、父はよく絵を描いていました。
 父の画材をご近所に住んでいた3人トリオで、イタズラしていた記憶があります。そう、二谷英明さんのお嬢さん、桂小金治さんのお坊ちゃんと私です。りーくん、りょーたくん、しーくんのトリオはよく、イタズラばかりしていました。
 とにかく、家には画材道具がいっぱいで、家にいるときは、母や私や、いろいろな絵を父はよく描いていました。
 「画家に何故ならないの?」と私が聞くと、
 「画家じゃ食えないだろう」
 「食っていけるのはプロ野球選手か映画スターなんだ」と父。
 でも、ファンの方からサインを求められると、色紙によく自画像を描く父。本当は画家になりたかったのでは・・・と、私は思うのです。



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プロフィール
しえ
1963年東京生まれ。83年、20世紀バレエ団附属芸術学校ムードラ(ベルギー・ブリュッセル)にて特別研究生としてモダンバレエを学ぶ。パフォーマンス・アーティストとして活動。女優としてもドラマに出演。93年より俳優のマネージメントを始め、現在、宍戸錠事務所にて父・宍戸錠ほか俳優陣のマネージメントをするほか、エッセイストとして活動。連載エッセイ「しえの がんルネッサンス」(「月刊がんサポート」エビデンス社)、著書に闘病記『がんだってルネサンス』(母で作家の宍戸游子と共著、中央法規)がある。朝日新聞社医療サイトApitalに連載エッセイ「しえの子宮頸がんから始まる新しい旅」3/7(月) スタート。
http://www.mauamoanamana.com(公式サイト)
宍戸 錠 (ししど・じょう)
俳優。1933年生まれ。日大芸術学部中退、日活にニューフェイス第1期生として入社、日活黄金時代に石原裕次郎・赤木圭一郎・小林旭らとダイヤモンドラインとして活躍。“エースのジョー”の愛称で親しまれる。その後はテレビ「巨泉・前武ゲバゲバ90分」「食いしん坊!万才」などでも活躍。最近の出演作品にNHK大河ドラマ「天地人」、映画『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』、『ケータイ刑事 THE MOVIE 3』(公開中)など。
http://www.joeshishido.com(公式サイト)
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