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村田くみの「シングル介護のホントのところ」

若さのヒケツはこれだ!

 先週はまた関西に出かけてきました。関西では今、「シニア向け分譲マンション」が供給ラッシュで、実際に住んでいるお宅におじゃまして、話をうかがってきました。
 神戸市内に住む80代半ばの女性は、なんでも「老人ホーム」というネーミングに抵抗あったそうで、1人部屋とはいえ扉を開けると、ベッドだけが置かれている室内にはまだ住みたくはなかったと語っていました。

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 80代半ばの別の女性は、関西は電車30分圏内で、京都や奈良、神戸に行けることから、お友達としょっちゅう旅行に出かけているそうです。一軒家で暮らしていた時は駅からも遠く、夜も物騒なので活動的になれなかったけれど、今は駅近のマンションなのでとても快適、とおっしゃっていました。
 杖なしで背筋を伸ばして歩き、膝は悪いと謙遜するものの、どう見ても60代ぐらいにしか見えません。
「お若いですね」
と、声をかければ、目を輝かせて高笑いしていました。

 取材の一方で“若さの秘訣”は何なのか、気になって仕方がありませんでした。
 1時間ぐらい、世間話を交えてうかがうと、謎が解けてきました。ある日、友人と大阪の梅田で芝居を見るために、外で立っていたところ、中年の男性に声をかけられたそうです。
「“おばさま”と呼び止められて、小銭がないので貸してくれというので仲間の一人がとっさに1000円を渡してしまったの」
 新手の詐欺だと後にわかったが、これが“おばあさん”などと呼ばれていたら完全に無視していた。
「“おばさま”と呼ばれたので喜んで、ついお金を渡してしまったのよ」
と、また高笑い。
 ふと自分の年齢に置き換えて考えてみました。
 私はいつも「もう40代」と思っていましたが、取材後は「まだ40代」と意識が変わりました。そして、“おばさん”と呼ばれたら無視することにしました。


 次回は12月8日(火)更新予定です。お楽しみに!


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
村田くみ
(むらた くみ)
1969年東京生まれ。会社員を経て1995年毎日新聞社入社、週刊誌「サンデー毎日」所属。主に経済、環境、介護の問題に携わる。現在、母親の介護に従事しながら、介護の体験記、介護者に役立つ情報を適宜発信中。
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