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荒川区男性介護者の会の「オヤジの介護」

睡眠障害

 在宅で家族の介護をしている人であれば、ほぼ100%の方が睡眠障害に悩まされているだろう。そのうえ、要介護者に認知症があれば昼夜逆転の状況になりやすく、夜間徘徊をして困ったなどという話も多く聞く。
 我が家でも、父を介護していた頃は、夜間に父が外に出ていってしまうのを防ぐために私が玄関前にふとんを敷いて寝ていた事もあった。また、母のように認知症が無い場合でも昼間は横になっている時間が長いことから、夜間に複数回トイレに起きる事となる。当然、介護をする立場の私はそのたびに起こされている。

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 ここ数年、どんなに酔って寝付いても、夜寝てから朝までぐっすり、なんて事はめったにない。そのため昼間に極度の睡魔に襲われる事がよくある。
 車で外出しなければならない時は要注意だ。事前に少し睡眠をとるか、カフェインの入っている眠気醒ましの医薬品などを服用するなど注意している。
 電車では立ったまま、ほんの2~3駅でも寝てしまう事がある。昔からの習性で乗り過ごすことはまずないが、いわゆる「膝カックン」で目を覚ますのは結構恥ずかしいものだ。
 それでも体力的には我ながらよくもっている。仕事でちょっと無理をすると数日間疲れが抜けないこともあるが、体調を崩して休むことは無く、10年近く風邪一つひいていない。

 むしろ持たないのは精神だ。夜間の浅い眠りが何日も続いてしまうと感情のコントロールができなくなる。母にはあまりきつい事を言いたくないので(言ってしまう時もあるが)、矛先は知的障害のある弟に向かってしまう。叱りつけるだけでなく手が出てしまう事も多くある。傍からみれば虐待そのものかもしれない。それでも弟はよく受け止めてくれていると思う。障害を抱えながらも私の立場を汲み取ってくれているのだろう。私なりにも早めに切り替えて埋め合わせをするようにしている。

 年に数回、本当にきつい状況になった時、というよりその一歩手前の時に、離れて住む姉に連絡を入れる事にしている。姉は大抵「すぐにでも日程を空けて行く」と言ってくれるが、そうした気持ちに触れるだけで癒されるものだ。私が連絡を入れると、姉は折り返し母と弟に連絡してくれる。そんな気遣いだけで随分救われるものだ。実際に来てもらうのは年2~3回程度で済んでいる。

(K)

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プロフィール
荒川区男性介護者の会
(通称:オヤジの会)
妻や両親を介護している男性、介護をしていた男性を中心とした「男性介護者の会」の先駆け。東京都荒川区を中心に、住み慣れた地域で暮らす家族介護者の支援を展開している。定例会での介護の悩みや意見交換のほか、行政や地域の企業や商店、研究者、他の介護者の会などと連携をしながら、様々な情報発信を行っている。
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