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荒川区男性介護者の会の「オヤジの介護」

モチベーション(最終回)

 最近あまり聞かなくなったが、一昔前にマクドナルドに行くと店員さんから「ご一緒にポテトはいかがですか?」などと追加オーダーを求められる事がよくあった。何かの本で読んだ話だがこの「ご一緒に○○はいかがですか?」のフレーズは日本マクドナルド創業者藤田田氏独自の心理学に基づくものだという。マニュアル上、店員はまず顧客からオーダーを受け確認の為それを復唱し一旦「ありがとうございます!」と言った直後にオーダーに無かったメニューの追加オーダーを勧めていたのだそうだ。藤田田氏によれば「ありがとうございます!」という言葉は日本人に対して数秒間の催眠効果をもたらすという。催眠状態にあるうちに追加オーダーを求められるとつい応じてしまう可能性が高いというのが根拠であったとか。しかしマニュアルでは「ありがとうございます!」の理想的音階まで指導しているわけではない。「笑顔とともに」という程度の内容だろう。儀礼的・機械的な「ありがとうございます!」であればむしろ不快感さえ与えかねない。
 打算やマニュアルの形式に基づいたものではない、心からの「ありがとうございます!」は数秒間などと限定的なものではなく深く人の気持ちの中に残るものだ。



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プロフィール
荒川区男性介護者の会
(通称:オヤジの会)
妻や両親を介護している男性、介護をしていた男性を中心とした「男性介護者の会」の先駆け。東京都荒川区を中心に、住み慣れた地域で暮らす家族介護者の支援を展開している。定例会での介護の悩みや意見交換のほか、行政や地域の企業や商店、研究者、他の介護者の会などと連携をしながら、様々な情報発信を行っている。
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