合格率が20%という超難関のケアマネ試験。この狭き門を突破するためには、ポイントを押さえた効率よい学習が不可欠です。このコーナーでは、その秘訣をガイドします
特別編 平成23年度(第14回)介護支援専門員実務研修受講試験 問題の講評「試験を振り返って」
本当にお疲れさま!
受験生の皆さま方、本当に試験当日までお疲れさまでした。
久しぶりの受験生生活、結構いろいろな思い出があったりするのではないでしょうか?
試験の結果が気がかりで、解答速報で自らのマークを確認しながら一喜一憂されていることと思いますが、とりあえずしばらくは、思いっきり自分を解放してみてください。
解答については、このけあサポをはじめ、いろんなところから発表されていますね。
しかし、それらが絶対に正解というわけではありません。
それに、合格基準についても7割が基準となってはいますが、難易度による補正がかけられることになっていますので、思うように得点できていなくても、望みはあるかもしれませんよ。
久しぶりの受験生生活、結構いろいろな思い出があったりするのではないでしょうか?
試験の結果が気がかりで、解答速報で自らのマークを確認しながら一喜一憂されていることと思いますが、とりあえずしばらくは、思いっきり自分を解放してみてください。
解答については、このけあサポをはじめ、いろんなところから発表されていますね。
しかし、それらが絶対に正解というわけではありません。
それに、合格基準についても7割が基準となってはいますが、難易度による補正がかけられることになっていますので、思うように得点できていなくても、望みはあるかもしれませんよ。
今年の試験の特徴
今年は、例年に比べ受験者数が各都道府県とも増加傾向にあったのが特徴です。背景についてはさまざま考えられるのですが、受験資格となる5年間の実務経験を得た人が比較的多かったことが、一つの要因であると思われます。
今年の問題については、一言で言えば「難しい問題が多かった」といえますね。特に「保健医療サービス」は、ここまでケアマネジャーに求めるのか!という問題もみられました。『基本テキスト』だけでなく、厚生労働省の「通知」や専門書レベルの知識を知っていなければ正答が判断できないものが見受けられましたね。
もう一つ特徴的なことが、日本語表記の問題です。私が受験対策セミナーなどで「ここがポイントですよ」と説明した部分は出題されてはいましたが、設問の文章は、素直な表現でなく、まわりくどい文章になっているものがみられました。
解答速報を出すために解きながら、思わず「問題に問題あり!」と大声で叫んだりしました。
来年からは、「日本語表記」の対策も必要になるかもしれませんね。
今年の問題については、一言で言えば「難しい問題が多かった」といえますね。特に「保健医療サービス」は、ここまでケアマネジャーに求めるのか!という問題もみられました。『基本テキスト』だけでなく、厚生労働省の「通知」や専門書レベルの知識を知っていなければ正答が判断できないものが見受けられましたね。
もう一つ特徴的なことが、日本語表記の問題です。私が受験対策セミナーなどで「ここがポイントですよ」と説明した部分は出題されてはいましたが、設問の文章は、素直な表現でなく、まわりくどい文章になっているものがみられました。
解答速報を出すために解きながら、思わず「問題に問題あり!」と大声で叫んだりしました。
来年からは、「日本語表記」の対策も必要になるかもしれませんね。
介護支援分野の問題
私がこれまで解説してきた「介護支援分野」については、問題構成は例年とほぼ同様でしたね。
「問題24の事例問題から始めて、2問正解して、問題1に戻ってください」「問題1は、難解な問題なので、場合によっては捨ててください」なんてお話しをしましたが、やっぱりそうでしたね。
問題1は、「今、どうしてこの古いデータが知識として必要なのか!」と言いたくなるような、平成19年と13年の調査についての問題でした。今年は平成23年ですよね・・・。
問題2の選択肢1は、ズバリ的中の養護老人ホームでした。選択肢2の「住所地特例適用届を新住所地に提出するのか、旧住所地に提出するのか」は、『基本テキスト』に記載がありませんね。
選択肢3は、先ほどお話しした日本語表記の問題です。
「地域密着型介護老人福祉施設は、平成17年の法改正により住所地特例対象施設から除外された。」
この選択肢は「正しい」と判断されるのですが、法改正で除外されたと解釈すると、そのような改正文はないのです。
そのからくりは、こうです。
17年改正で新たなサービス体系として「地域密着型サービス」が導入されますね。そのなかで、定員が29人以下の特別養護老人ホームを「地域密着型介護老人福祉施設」としたのですが、地域密着型サービスの利用は、基本的にその市町村の被保険者に限られるわけです。
したがって他の市町村から入所することは考えられないわけで、これをもって住所地特例は適用されないとなる。このことを法改正で除外されたとまで解釈することは、至難のわざかもしれません。
問題5の「条例で定めるもの」もズバリ的中でしたが、選択肢3の「保険料の徴収猶予」についても、『基本テキスト』では「保険料の減免及び徴収猶予」ですよね。「減免」はどこへ行ったのかな?
問題8の「国保連」の問題もまたまた出ましたね!
しかし、選択肢3の「調査」と選択肢4の「勧告」という言葉には、「うーん??」となるでしょう。さらに国保連は介護保険施設・事業の運営ができるのですが、なぜ「介護療養型医療施設の運営」というマイナーな部分での出題なのでしょうか。
次の問題9の区分支給限度額が適用されないサービスは、いちばん知っていなきゃならないのは「居宅療養管理指導」でしょ!
でも出題されていないんですよね。これもマイナーな部分からの選択肢ですね。
さらに問題10は、市町村介護保険事業計画の出題ならともかく、都道府県介護保険事業支援計画の内容を問うものであることに驚きましたね。
問題11は「居宅介護支援事業者」の問題ですが、選択肢4で「人員基準」、さらに選択肢5で「設備基準」が出ています。
実は「居宅介護支援事業者」には、人員基準と運営基準はあるのですが、設備基準はないんですね(運営基準のなかで「相談できる場所」については書かれているのですが…)。したがって選択肢5は誤りなんですが、これは難しいですよね。
問題14は「介護予防支援事業者」だから地域包括支援センターが市町村から指定を受けることになるのですが、選択肢3では「指定居宅介護支援事業所」が指定を受けるとなっています。「委託」で要支援者のケアプランつくっているところを見たら、この選択肢は○にしてしまうかも…。
また、細かいことですが、問題2の選択肢では「平成17年改正」と出題されているのに、問題15の選択肢4は「2005年の改正」との表記ですね。模擬問題集や模擬試験だったら、出版社に「2005(平成17)年」で統一されちゃいますよ!
問題文といえば、問題19「ケアマネジメントにおけるストレングスについて…」って日本語大丈夫ですかね? 私だったら「ケアマネジメントにおけるストレングス視点のあり方について…」にしますよ!
「問題24の事例問題から始めて、2問正解して、問題1に戻ってください」「問題1は、難解な問題なので、場合によっては捨ててください」なんてお話しをしましたが、やっぱりそうでしたね。
問題1は、「今、どうしてこの古いデータが知識として必要なのか!」と言いたくなるような、平成19年と13年の調査についての問題でした。今年は平成23年ですよね・・・。
問題2の選択肢1は、ズバリ的中の養護老人ホームでした。選択肢2の「住所地特例適用届を新住所地に提出するのか、旧住所地に提出するのか」は、『基本テキスト』に記載がありませんね。
選択肢3は、先ほどお話しした日本語表記の問題です。
「地域密着型介護老人福祉施設は、平成17年の法改正により住所地特例対象施設から除外された。」
この選択肢は「正しい」と判断されるのですが、法改正で除外されたと解釈すると、そのような改正文はないのです。
そのからくりは、こうです。
17年改正で新たなサービス体系として「地域密着型サービス」が導入されますね。そのなかで、定員が29人以下の特別養護老人ホームを「地域密着型介護老人福祉施設」としたのですが、地域密着型サービスの利用は、基本的にその市町村の被保険者に限られるわけです。
したがって他の市町村から入所することは考えられないわけで、これをもって住所地特例は適用されないとなる。このことを法改正で除外されたとまで解釈することは、至難のわざかもしれません。
問題5の「条例で定めるもの」もズバリ的中でしたが、選択肢3の「保険料の徴収猶予」についても、『基本テキスト』では「保険料の減免及び徴収猶予」ですよね。「減免」はどこへ行ったのかな?
問題8の「国保連」の問題もまたまた出ましたね!
しかし、選択肢3の「調査」と選択肢4の「勧告」という言葉には、「うーん??」となるでしょう。さらに国保連は介護保険施設・事業の運営ができるのですが、なぜ「介護療養型医療施設の運営」というマイナーな部分での出題なのでしょうか。
次の問題9の区分支給限度額が適用されないサービスは、いちばん知っていなきゃならないのは「居宅療養管理指導」でしょ!
でも出題されていないんですよね。これもマイナーな部分からの選択肢ですね。
さらに問題10は、市町村介護保険事業計画の出題ならともかく、都道府県介護保険事業支援計画の内容を問うものであることに驚きましたね。
問題11は「居宅介護支援事業者」の問題ですが、選択肢4で「人員基準」、さらに選択肢5で「設備基準」が出ています。
実は「居宅介護支援事業者」には、人員基準と運営基準はあるのですが、設備基準はないんですね(運営基準のなかで「相談できる場所」については書かれているのですが…)。したがって選択肢5は誤りなんですが、これは難しいですよね。
問題14は「介護予防支援事業者」だから地域包括支援センターが市町村から指定を受けることになるのですが、選択肢3では「指定居宅介護支援事業所」が指定を受けるとなっています。「委託」で要支援者のケアプランつくっているところを見たら、この選択肢は○にしてしまうかも…。
また、細かいことですが、問題2の選択肢では「平成17年改正」と出題されているのに、問題15の選択肢4は「2005年の改正」との表記ですね。模擬問題集や模擬試験だったら、出版社に「2005(平成17)年」で統一されちゃいますよ!
問題文といえば、問題19「ケアマネジメントにおけるストレングスについて…」って日本語大丈夫ですかね? 私だったら「ケアマネジメントにおけるストレングス視点のあり方について…」にしますよ!
合格点が気になるかもしれませんが
今回の試験問題は、過去問を中心に学習していた方にとっては、びっくりするような問題ばかりだったでしょう。
一方で、『基本テキスト』を中心にして、その内容を理解しながら学習を進めた方は、「ちょっと意地悪な設題の仕方だなぁ〜」と思いながらも、ちゃんと正解を導けたのではないでしょうか。
その意地悪選択肢を深く読めなかった方は、内容はある程度理解していても、得点に結びつかなかったかもしれませんね。
いまは合格基準点が気になるかもしれませんが、もう試験は実施されたわけです。すべては12月9日(金)の発表まで、「神のみぞ知る」です。
最初に書いたように、いまはゆっくり自分を解放してください。
この1年間、さまざまな場面で受験対策にかかわらせていただきました。
皆さんが合格され、利用者から頼りにされる「介護支援専門員」というよりも「ケアマネジャー」になって、本当のケアマネジメントを実施していただければ幸いです。
本年度は、これをもちまして閉講させていただきます。
今回の試験問題をさらに分析し、来年度のテキスト改訂も考慮して、次回の受験対策に臨みたいと思います。
ありがとうございました。
一方で、『基本テキスト』を中心にして、その内容を理解しながら学習を進めた方は、「ちょっと意地悪な設題の仕方だなぁ〜」と思いながらも、ちゃんと正解を導けたのではないでしょうか。
その意地悪選択肢を深く読めなかった方は、内容はある程度理解していても、得点に結びつかなかったかもしれませんね。
いまは合格基準点が気になるかもしれませんが、もう試験は実施されたわけです。すべては12月9日(金)の発表まで、「神のみぞ知る」です。
最初に書いたように、いまはゆっくり自分を解放してください。
この1年間、さまざまな場面で受験対策にかかわらせていただきました。
皆さんが合格され、利用者から頼りにされる「介護支援専門員」というよりも「ケアマネジャー」になって、本当のケアマネジメントを実施していただければ幸いです。
本年度は、これをもちまして閉講させていただきます。
今回の試験問題をさらに分析し、来年度のテキスト改訂も考慮して、次回の受験対策に臨みたいと思います。
ありがとうございました。










