ページの先頭です。

ホーム >> アクティブシニアサポーターズ >> アクティブライフ入門
立川談慶の「談論慶発」

徒然なるままに

●4月に亡くなった脚本家の高田純さん。

私の大学の落語研究会の大先輩で、かつ私の脚本の師匠でもありました。

崔洋一監督の「いつか誰かが殺される」、神代辰巳監督の「恋文」、美保純をスターダムにのし上げた「ピンクのカーテン」などなど、職人肌の脚本家でした。

先日、ご自宅のある南足柄市まで、お線香を上げに行って来ました。

続きを読む



●「人間を描け」

いつも口を酸っぱくして、こう言われていました。


今こうして「モノ書き」としての仕事も順調なのも、高田さんの教えのお陰だと思っています。

奥様と故人との思い出話に花が咲いていたら、あのショーケンさんが、真っ先に駆けつけてきたとのこと。

生前ショーケンさんは、高田さんの台本に心酔していました。

合掌。



●さて家に戻ると、毎年恒例、この時期の偽善番組とも言われている「24時間テレビ」がやっていました。

偽善も、34回続けば大したものです。

「何もしない善」と「何かをやり続ける偽善」。
どっちがえらいかとふと思いました。



●高田さんが生前主張していた「人間を描く」というのは、まさに「落語」のことで、「澱んだ部分」も描かないと一面的な上っ面な感動しか呼びません。

「暗部をえぐる」というのではなく、「ダメな部分にも優しい眼差しで見つめる」、そんな「清濁併せ呑む」ような表現を心掛けたいなと思いました。



●「陰と陽」。今は24時間テレビよろしく、「陽」の部分だけが表を歩いていくような世の中ですが、「落語」は「陰」を極める世界。

バランスよく努力したいと思いました。


高田さん、安らかにお眠りください。


コメント


<今は24時間テレビよろしく、「陽」の部分だけが表を歩いていくような世の中…
 本当におっしゃるとおりで、新聞やテレビを読んでいると空しくなります。
 せめて自分では、立場や偏見を正直に自覚した発言や主張を言いたいものだと思います。
 しかも角を立てずに伝えるには、落語の語り口が良さそうです。これからも参考にさせていただきます。


投稿者: あが | 2011年08月31日 06:38

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
立川談慶
(たてかわ だんけい)
本名、青木幸二。1965年、長野県上田市(旧丸子町)出身。慶應義塾大学卒業後、株式会社ワコールに入社。1991年に立川談志18番目の弟子として入門(前座名『立川ワコール』)。2000年12月に二つ目昇進、談志により『立川談慶』と命名される。2005年より真打昇進。 落語以外にも、テレビ、新聞、雑誌等にレギュラーを持ち、またザ・コンボイ瀬下尚人氏とのユニットライブ「だんじゅり祭」(平成17年より毎年開催)にて、異色コラボレーションを展開中。趣味・特技は、雪駄タップ、かっぽれ、絵手紙。
《談慶公式HP》立川談慶の世界
http://dankei.desu.jp/
《談慶ブログ》裏相田みつを語録
http://yaplog.jp/dankei-uraaida/
《おかみブログ》ダンケシェーンな休日 家族から見た談慶の知られざる素顔?の日記
http://yaplog.jp/dankei-holiday/
メニュー
バックナンバー

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books