ページの先頭です。

ホーム >> アクティブシニアサポーターズ >> アクティブライフ入門
立川談慶の「談論慶発」

チョー忙しい日々

dankei100415.jpg

続きを読む

 いやあ、あくまでも「瞬間風速」ではありますが、私談慶、「ジャニーズ並み」の忙しい日々が続きました。
 というのは、「テレビ」と「コマーシャル」の撮影収録が、2日間も続いたのです(「も」というのが、多少微妙な気分になりますが……)。

 1日目は、以前こちらのコラムでも紹介しました、テレビ朝日のアニメ番組「ご姉弟物語」(毎週土曜日朝11時20分~)での冒頭落語。

 そして2日目が、長野県限定ではありますが、「国民健康保険の特定健診受診促進キャンペーンのイメージキャラクター」としての出演でした。

 いつも独演会で2時間ぐらい喋る私にとって、初日は「45秒で喋ってくれ」、2日目は「15秒で喋ってくれ」という依頼でしたので、「なあんだ、そんな短い時間なら、すぐ終わるぜ」と思ったのですが、それはまったく浅はかでありました。
 どちらも「放送」という枠の中で「公共の電波」に乗るので、「完成度」の高さが異様に要求されるのですな! 

 頼れるのは、自分の体内時計での感覚のみ。
 必死に顔の筋肉だけで笑いながら語り終えると、「あ、ごめん。時間がオーバーしている。もっと短くお願いします」。
 あらららら。
 じゃあ今度は、マキ(業界用語で、「短く」という意味)で喋ると、「あら、短すぎました。もっと長くやってもらえます?」という連続……(涙)。

 普段は落語という長距離ランナーの私にとって、短距離ランナーの憂鬱を垣間見た2日間でありました。

 いいですか、皆さん!
 テレビでちらっとしか出て来ない芸人さんでも、コマーシャルでわずかな時間だけしか出演しないタレントさんでも、その裏の過酷な環境で頑張って、「露出」の瞬間を得ているのです。
 そしてその「アリの一穴」が、芸能界の大河になるよう、スターダムにのしあがることを夢見ているのです。

 どうか皆さん、そんな芸能人さんに、優しい眼差しでもって接してあげてください。あ、もちろん私にもですよ(笑)。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
立川談慶
(たてかわ だんけい)
本名、青木幸二。1965年、長野県上田市(旧丸子町)出身。慶應義塾大学卒業後、株式会社ワコールに入社。1991年に立川談志18番目の弟子として入門(前座名『立川ワコール』)。2000年12月に二つ目昇進、談志により『立川談慶』と命名される。2005年より真打昇進。 落語以外にも、テレビ、新聞、雑誌等にレギュラーを持ち、またザ・コンボイ瀬下尚人氏とのユニットライブ「だんじゅり祭」(平成17年より毎年開催)にて、異色コラボレーションを展開中。趣味・特技は、雪駄タップ、かっぽれ、絵手紙。
《談慶公式HP》立川談慶の世界
http://dankei.desu.jp/
《談慶ブログ》裏相田みつを語録
http://yaplog.jp/dankei-uraaida/
《おかみブログ》ダンケシェーンな休日 家族から見た談慶の知られざる素顔?の日記
http://yaplog.jp/dankei-holiday/
メニュー
バックナンバー

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books