ページの先頭です。

ホーム >> アクティブシニアサポーターズ >> アクティブライフ入門
立川談慶の「談論慶発」

またまた訃報

 秋はかくも、人を寂しくさせる季節なのでしょうか? 

 10月の下旬、深まりゆく秋の中、落語界にとって大きな方々が相次いでお二方、お亡くなりになりました。
 ご存知、「笑点」の司会を長年に渡って務めてきた三遊亭円楽師匠と、もうお一人が一門の先輩、立川文都師匠です。

続きを読む

 円楽師匠は、学生の頃でしょうか、長野の実家近くの公民館に、講演においでになったことがあります。
 図々しくも楽屋にご挨拶に行くと、にこやかに迎えてくださり、「流水不知濁(りゅうすいにごりをしらず)」と墨痕鮮やかにサインして頂きました。

 当時オチ研(落語研究会)に所属し、円楽師匠の「薮入り」という落語が好きで、熱心に覚えていましたっけ。
 あ、そのとき、千社札ももらいましたなあ。


 そしてもう一人、兄弟子の文都師匠。
 文都師匠はなんと、49歳という若さでのご逝去でした。
 年が私と近いこともあり、たくさんの思い出を残してくれました……。

 前座の頃はかなりの小言をもらいましたが、真打ちになるとこちらからのツッコミをも、「談慶、お前出世したなあ」と笑って受け入れてくれるようなそんな方でした。

 「たくさん笑わせてくれた反動」なのでしょうか、いまだに思い出すたび悲しくなります。
 まだ、そばにいるような気がしてなりません。

 もっと語り合いたかったし、もっと触れ合いたかった。
 後悔の二文字が、より悲しみを募らせます。


 思うに、こうしてブログを書いているのも、また読者の皆様方に読んでいただけるのも、すべて「一期一会」なのでしょうね。

 どうか皆様方の周囲の方で、闘病などされている方がいらっしゃいましたら、お見舞い、もしくはせめてお手紙だけでも出されてはいかがでしょうか?
 伏してお願い申し上げます。

明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは
(親鸞)

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
立川談慶
(たてかわ だんけい)
本名、青木幸二。1965年、長野県上田市(旧丸子町)出身。慶應義塾大学卒業後、株式会社ワコールに入社。1991年に立川談志18番目の弟子として入門(前座名『立川ワコール』)。2000年12月に二つ目昇進、談志により『立川談慶』と命名される。2005年より真打昇進。 落語以外にも、テレビ、新聞、雑誌等にレギュラーを持ち、またザ・コンボイ瀬下尚人氏とのユニットライブ「だんじゅり祭」(平成17年より毎年開催)にて、異色コラボレーションを展開中。趣味・特技は、雪駄タップ、かっぽれ、絵手紙。
《談慶公式HP》立川談慶の世界
http://dankei.desu.jp/
《談慶ブログ》裏相田みつを語録
http://yaplog.jp/dankei-uraaida/
《おかみブログ》ダンケシェーンな休日 家族から見た談慶の知られざる素顔?の日記
http://yaplog.jp/dankei-holiday/
メニュー
バックナンバー

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books