深キョンの旦那
皆様方、妄想していますか?
妄想というのは、マイナスなイメージがありますが、実はとっても大事なことなんですよ。
だって、ヘビやカエルや馬や牛が妄想しますか?
そうなんです。
妄想は、人間だけに許された特別に高度な精神活動なのであります。
極度にストレスのかかる現代において、唯一の処方箋は、私は妄想だと思っています。
だって、頭の中なら何を考えても、何を思っていても、罪になるどころか、むしろ文学の萌芽にすらなるのですから。
今日は、そんな私の日々の妄想の一部を、ご紹介いたしましょう。
まずは携帯電話を取り出してください。
そこに登録されているメールアドレスの中で、一番親しい人(例えば、奥さんやらご主人)を引っ張り出しましょう。
そして、1日とか1週間、その登録されている名前を、「自分の大好きな芸能人」に変えてみるのです。
私の場合は、カミさんの名前を、1週間「深田恭子」に変えてみました。
するとどうでしょう。
不思議なことに(不思議でもないか)、深田恭子から、「今日の晩御飯どうする?」とか、「帰りにマヨネーズ買って来て」とか、「明日、ゴミ出し、お願いね」とかの他愛のないメールが来るのです。
「深田恭子と夫婦関係なんだなあ」と叫びたくなるような心地いい錯覚に陥るのです。
「そっか、オレは深キョンの旦那なんだなあ」と、夢のような誤解に包まれるのです。
ご年配の方でしたら、「吉永小百合」でも「有馬稲子」でも、好みによっては「樹木希林」でもかまいません。
これはオススメ。
安上がりで自分が偉くなったような気にさえなれるのです。
ただし、あんまり有名人を増やし過ぎると、誰が誰だかサッパリ判らなくなりますので注意してくださいね。
あっ、豊臣秀吉からメールが来たぞ?!
ん、誰だ??って。
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