第44回 自分でできる 「遺伝子操作」
人間は生まれつきの遺伝子の支配から逃れられるか
遺伝子の中には、よい働きをするものもあれば、そうでないものもあります。
今の医学では、どうすればよい遺伝子を早く芽を出させられるか、どうすれば悪い遺伝子を眠らせられるかというのがもっとも興味のある研究とされていますが、まだ結論は出ていません。
よい遺伝子を伸ばし、よくない遺伝子を眠らせるには
しかし、人間は親から与えられた遺伝子のままに生きるわけではないようです。最近では、40歳以降はその人が身を置いた環境によって変わってくるのではないかといわれるようになりました。
ですから、よい環境に身を置けば、悪い遺伝子は眠ったままにさせて、よい遺伝子を表に出すことができるのです。
「よい環境」というのは、自然環境だけではありません。誰と付き合うか、何を食べるか、どういう趣味をもつかなど、その人を取り巻くすべての環境が影響してくるのです。
文化的な環境、教養的な環境、そしてどういう友達をもつかということは特に大事な環境といえましょう。
ですから、よい環境に身を置けば、悪い遺伝子は眠ったままにさせて、よい遺伝子を表に出すことができるのです。
「よい環境」というのは、自然環境だけではありません。誰と付き合うか、何を食べるか、どういう趣味をもつかなど、その人を取り巻くすべての環境が影響してくるのです。
文化的な環境、教養的な環境、そしてどういう友達をもつかということは特に大事な環境といえましょう。
与えられた環境から、自分から作り出す環境へ
旧友というのはいいものですね。小学校の同窓会に行くと、担任の先生の話をして笑って、30分後にまた同じ話をしてまたみんなで笑っている(笑)。何度会ってもその繰り返しです。
でも、これだけではよい遺伝子は芽を出しません。確かに子どものときから付き合っている幼なじみも心をくつろがせる友達でしょうが、みなさんを啓発するような力をもつ、新しい友達もつくるようにしましょう。新しい出会いが、あなたに若さをもたらしてくれます。
そして、暮らしの中に喜びを見出し、それを誰かと分かち合いましょう。心を分かち合うことによって喜びは倍になり、悲しみは半分になります。
新しい友をつくるためにいろいろな人と知り合ってみてください。ちょっとしたきっかけが、みなさんの人生を変える力をもつことも大いにあるのですから。
でも、これだけではよい遺伝子は芽を出しません。確かに子どものときから付き合っている幼なじみも心をくつろがせる友達でしょうが、みなさんを啓発するような力をもつ、新しい友達もつくるようにしましょう。新しい出会いが、あなたに若さをもたらしてくれます。
そして、暮らしの中に喜びを見出し、それを誰かと分かち合いましょう。心を分かち合うことによって喜びは倍になり、悲しみは半分になります。
新しい友をつくるためにいろいろな人と知り合ってみてください。ちょっとしたきっかけが、みなさんの人生を変える力をもつことも大いにあるのですから。
(2009年1月19日)
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