その他

　精神保健福祉士国家試験に合格しただけでは、正式な精神保健福祉士とはいえません。精神保健福祉士となるには、申請して精神保健福祉士登録簿に氏名等の登録をし、登録証を受けなければなりません。この登録が完了してはじめて精神保健福祉士の資格を取得したということになります。登録の期限はありませんが、登録をしないと、精神保健福祉士の名称を使用することができませんので注意が必要です。
　新規登録申請にあたっては、登録申請書（登録免許税として15000円の収入印紙を貼付する必要があります）、登録手数料（4050円）、『戸籍抄本』『戸籍の個人事項証明書』『戸籍謄本』『本籍の記載のある住民票』のいずれか１通（日本国籍の場合）が必要で、これを公益財団法人社会福祉振興・試験センターに提出します。試験センターで受理された後、審査を経て登録簿に記載され、登録証が交付されます。この間、約１か月程度とされています。登録申請書は、国家試験の合格者には、合格証書を送付する際に同封されます。
　なお、登録事項に変更等があった際には、遅滞なく届け出る必要がありますので、こちらについても注意が必要です。
　詳しくは、試験センターのホームページをご参照ください。

（けあサポ編集部）