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専門職応援

日々の仕事に役立つトピックを、そのジャンルのプロフェッショナルがテーマに沿って連載するコーナーです。
認知症、虐待対応、リーダー論、子育て支援などなど、各テーマ週1回のペースで更新中です。

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10月25日に、旧優生保護法の下で不妊手術を強制された宮城県の男性2人が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は計3300万円の賠償を命じた1審・仙台地裁判決を支持し、国の控訴を棄却しました。これまで仮名で活動してきた原…

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こども家庭庁の設置から、政府はようやく「子どもの声を施策に反映させる」取り組みを考え始めたようです。子どもの権利条約の批准から約30年もの歳月が流れています。国のこども家庭審議会のある委員の、「『意見がない』は思い込み、従…

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埼玉県議会では、埼玉県虐待禁止条例改正案の取り下げを承認するドタバタ劇がありました。改正案の論点は、養護者に対する「子ども放置禁止」。罰則はないものの、小学校3年生以下の子どもの「放置」を禁止し、同4~6年生については努力…

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障害者権利条約の禁止する代行意思決定は、わが国において未だに蔓延しています(9月25日ブログ参照)。この代行意思決定は、さまざまな支援サービスにビルト・インしている点で深刻です。医療保護入院、成年後見における後見類型、サー…

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障害のある人への支援に係わって「性」の問われる課題があります。もっともポピュラーなテーマの一つは、「同性介助」です。たとえば、障害のある女性の排泄や入浴に係わる介助を男性が行うことにつきまとうデメリットは、これまでしばし…

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障害者権利条約は、障害のある市民の全面的な権利の保障を定めており、代行意思決定を認めていません。強制入院の仕組みは、悪しき代行意思決定の権化です。しかし、わが国では「支援の起点」に今日なお代行意思決定が当たり前のように蔓…

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令和4年度児童虐待対応件数は21万9170件(速報値)と、過去最多を更新しました。この統計数値の発表は、今回で32回目です。昨年から政府は「異次元の子育て支援策」を看板に掲げてきた経緯を踏まえて、どのような報道内容になるのか注目…

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9月7日、ジャニーズ事務所は一連の性加害問題に係る記者会見を開きました。半世紀以上にわたって繰り返された性犯罪の深刻な事実に対して、会見で明らかにした事務所の対応は欺瞞に満ちています。「ジャニーズ事務所関係者の常識は、世間…

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先月、東京都八王子市にある滝山病院に係わる二つの続報がありました。一つは、滝山病院に対する国の二度目の指導と、診療報酬の不正に係る二度目の調査が入ったことです。もう一つは、患者の「姉と連絡が取れない」と強制入院の手続きを…

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先日の8月15日は終戦記念日。台風の行方を気にかけながら、NHKラジオ第1の「高橋源一郎と読む『戦争の向こう側』」を静かに聞いていました。この番組は毎年の終戦記念日に放送され、今年で6回目です。「戦争の向こう側」とは、戦闘現場と…