「自立生活援助」とは 【毎日更新】社会保障制度の用語 12月5日

2025/12/05

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

障害福祉サービスと相談支援

 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」に基づく支援は、大きく2つの体系に分類されます。1つが、全国共通のしくみで行われる「自立支援給付」。もう1つが、地域の事情に応じて市町村や都道府県が柔軟に実施する「地域生活支援事業」です。自立支援給付は、①障害福祉サービス、②計画相談支援給付(ケアマネジメント)、③地域相談支援給付(施設・病院から地域生活への移行や定着に関する相談支援)、④補装具、⑤自立支援医療によって構成されます。


今日のキーワード

 

自立生活援助

日常的な困りごとや緊急時のレスキュー

 

 障害者総合支援法に基づく自立支援給付のサービスの1つ。地域で暮らす障害者のうち日常生活に困難・課題を抱えている人(①退院・退所後で一人暮らしを始めた人、②一人暮らしで日常生活上の課題を有する人、③同居家族からの支援が見込まれない人)を対象に、居宅を定期的に訪問して生活状況を確認し、困りごとを随時連絡を受けつけて、助言、連絡調整、各種手続きの支援を行うサービスです。
 利用者からの要請に応じて、医療機関、行政機関等への同行も行います。


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。