「重度障害者等包括支援」とは 【毎日更新】社会保障制度の用語 12月3日
2025/12/03
押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!
相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。
時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。
ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!
毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!
障害福祉サービスと相談支援
「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」に基づく支援は、大きく2つの体系に分類されます。1つが、全国共通のしくみで行われる「自立支援給付」。もう1つが、地域の事情に応じて市町村や都道府県が柔軟に実施する「地域生活支援事業」です。自立支援給付は、①障害福祉サービス、②計画相談支援給付(ケアマネジメント)、③地域相談支援給付(施設・病院から地域生活への移行や定着に関する相談支援)、④補装具、⑤自立支援医療によって構成されます。
今日のキーワード
重度障害者等包括支援
地域で暮らす重度障害者向けの「複合型サービス」
障害者総合支援法に基づく自立支援給付のサービスの1つ。地域で暮らす重度の障害者を対象に、居宅介護、重度訪問介護、生活介護、短期入所などのサービスを包括的に提供する「複合型サービス」です。利用者本人の体調や心身状態の急変、同居の家族の急病などでニーズの変更が生じても、柔軟に対応して、その時々に最適なサービスを提供します。
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本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。
