「計画相談支援」とは 【毎日更新】社会保障制度の用語 11月6日

2025/11/06

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

障害者福祉の相談支援

 障害当事者や家族が抱える生活課題・困りごと・生きづらさは、一様ではありません。そもそも何に困っているかもわからない――ということもあります。そのため、障害福祉分野では申請手続きに先立って、悩みごと・困りごとを受け止めて、一緒に課題をときほぐすプロセスがあります。サービス利用を前提としない、どんな相談も受け付ける窓口も用意されています。


今日のキーワード

 

地域相談支援

地域での暮らしの実現・維持を下支え

 

 障害者施設や精神科病院に入所・入院していて、地域での暮らしたいと希望する人や、地域生活の継続に不安がある人に対して、必要とされる伴走支援を提供するものです。「地域移行支援」と「地域定着支援」の2種類があります。都道府県から指定を受けた「一般相談支援事業所」が提供します。本人負担はなし(10割給付)。
① 地域移行支援
 地域で暮らしたいという希望を持つ障害者(障害者支援施設に入所中あるいは精神科病院に入院中の障害者)に伴走して、住居の確保、役所への手続き、障害福祉サービスの体験利用、体験宿泊など地域生活への移行をサポートするサービスです。
② 地域定着支援
 主に居宅で一人暮らしの障害のある人を対象に、24時間365日、常に連絡がとれる体制を取っておいて、不安なときやトラブルが起きたときのSOSを受け、緊急訪問を含む相談支援を行うサービスです。


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。