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特別編 第34回社会福祉士国家試験 問題の講評

特別編(1) 第34回社会福祉士国家試験 午前<共通科目>問題の講評

権利擁護と成年後見制度(7問)

 本科目は、(1)憲法・民法・行政法、(2)成年後見制度、(3)権利擁護といった構成で出題されました。まず、(1)憲法・民法・行政法では、問題77で行政行為の効力(行政法)について問われ、問題81はで親権(民法)について問われていました。そして、今年度は、成年後見制度について多く出題されていました。具体的には、成年後見制度(任意後見制度含む)に関する幅広い知識や「成年後見関係事件の概況」について問われました。そして、より実例や現場で必要となる知識について問われていました。このほか、出題が「日常生活自立支援事業」に関する事例問題も出題されていました。昨年同様、(3)の権利擁護に関する問題は出題されませんでした。権利擁護=虐待や暴力・搾取については、ソーシャルワーク定義(グローバル定義)や社会福祉士の倫理綱領等でも、「人権」の理念を重視していますので、それを根拠とする各種の虐待防止法については、必ず整理しておきましょう。私のバランス感覚として、今年度の試験でも、「人権」や「権利擁護」に関する問題がそれほど多くはなかった印象を受けています。こちらは、近年益々注目されている項目ですので、ソーシャルワーカーにとって必須の知識となります。また、成年後見制度もソーシャルワーカーにとって必須の知識です。例えば、「法定・任意後見制度」や「後見・保佐・補助」など、基礎的な内容は各自で整理しておきましょう。必ず必要となる知識ですし、ソーシャルワーカーとして実践をしていけば必ず出会う事柄です。