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5分で学ぶ露木先生の合格ゼミ
ー社会福祉士受験対策講座

露木 信介(つゆき しんすけ)

 新年度のスタートに合わせて、露木先生の受験対策講座もリニューアルいたします。これから学習を始める方、苦手な科目を学びたい方、モチベーションを維持したい方にとって、スマホで手軽に、科目別のポイント解説をチェックすることができます。
 社会福祉士国家試験を受験される方は、ぜひ、「露木ゼミ」をご活用ください!

プロフィール露木 信介(つゆき しんすけ)

社会福祉士(認定社会福祉士・医療分野、認定医療社会福祉士)、社会福祉学修士。
 現在、東京学芸大学教育学部ソーシャルワークコースで教員をするとともに、他大学や他専門学校での非常勤講師、現場におけるスーパービジョンや職員研修などを行っている。大学教員になる前は、病院でチーフ・ソーシャルワーカーとして管理業務や相談業務を行っていた。
 受験関係では、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士等の養成講座の講師、受験テキストや模擬試験問題の作成、受験対策講座の講師などを行っている。

第2回 受験勉強法の疑問にお答えします!

 第2回「露木ゼミ」です。今回は、受験勉強法に関する3つの疑問にお答えしたいと思います。受験勉強のご参考にしてみてください。

今日のレッスン

Lessen.1 けあサポや参考書をどのように活用したらいいの?

 中央法規出版が提供している受験対策のチャンネルを整理してみました。①けあサポ、②参考書、③模擬試験、④WEB講座など多彩なコンテンツがあります。

中央法規出版が提供する受験対策チャンネルの一覧

1⃣けあサポ ❶露木先生の合格ゼミ
❷今日の一問一答
❸今週の穴埋め問題
❹月イチ確認テスト
2⃣参考書 ❶過去問解説集
❷模擬問題集
❸合格テキスト
❹ワークブック
3⃣模擬試験 ❶中央法規全国模試
4⃣WEB講座 ❶受験対策WEB講座
❷合格アプリ

 次に、各チャンネルの特徴として、インプットアウトプットデジタルアナログについてみてみましょう。

 このように、多種多様なチャンネルが準備されています。その中で、ゼミ生のみなさんが、今一番何が必要なのか、それはインプットなのか、アウトプットなのか、知識を得たいのか、現状や実力を知りたいのか、腕試しが必要なのかに応じて使い分けてみてください。そして、「露木ゼミ」は、デジタルを活かした、インプットを中心としたアウトプットへと結びつけるようなコンテンツとなります。

Lessen.2 いつから試験対策を始めたらいいの?

 「社会福祉士の試験勉強って、いつから始めたらいいんですか?」とよく質問されます。今年もすでに、このような問い合わせや質問をたくさん受けています。

 ただ、このようなお話を現時点でしても、「まだ試験は来年の話だから…」「何から手をつけてよいのかわからない…」「まだみんなも動き出していないし…」「本年度の過去問解説集模擬問題集ワークブックなどがまだ発売されていないから…」など、遥か未来のことのように思われている人も多いようです。

 確かに、いわゆる「試験対策本」と呼ばれるものは夏頃までに発刊されるものが多いです。また、国家試験問題が作成される時期も、夏頃になるものと思われ、必然的に出題の範囲としても、夏頃までに確定した新しい制度や政策が中心になると考えられます。
 このことから、「新しい知識を取り入れるにはまだ時期が早いのではないか」と思う人もいらっしゃると思います。事実、最新の制度や政策、統計などに関しては、夏から秋頃までの最新の情報を取り入れることが重要です。しかし、この考え方でいくと、夏休み明けの秋口までは試験勉強をしなくてよいことになってしまいます。

 しかし、今からでも十分学習できることがあります。例えば、社会福祉やソーシャルワークの基礎となる知識や技術、倫理や理論などの把握は、現時点でもできますよね。また、今のうちから「社会福祉」や「ソーシャルワーク」特有の言葉に慣れておく必要もあります。早いうちから合格テキストなどを活用して、用語を習得しておくことも重要です。

 用語がわかっているのと、そうでないのとでは、後々(特に秋以降の追い込みの時)、問題文や参考書を読み進めていく上で理解力に差が出てきます。

 特に、第35回試験に残念ながら不合格だった人や、何年か受験し続けている人は、用語を正しく理解して、その用語に慣れ親しんでおく必要がありますし、多様な用語や概念についても整理しておくことが大切だと思います。

 合否のラインというのは、「難関の問題が解けたか、解けなかったか」ではなく、もっと基本的な知識をしっかりと覚え、それを試験で発揮できたか、つまり、ミスや勘違いなどなく、正答にたどり着けたかです。

 また、“一からしっかり”“基礎からしっかり”やりたいという人は、今の段階からじっくりと学習していくことが大切です。このような地道な努力が「あと1点」というときに発揮されたりするのです(今回の試験でも、この「1点、2点」に泣いたという人が結構いらっしゃいました)。ある程度の社会福祉やソーシャルワークにおける基礎学習ができている人も、再点検をする意味で早めに取り組むことが重要です。
 そこで、「露木ゼミ」では、各科目の出題基準の整理とともに、重要項目をピックアップして図解化して解説します。

Lessen.3 試験はどのような基準で出題されているの?

 では具体的に、今、何をやればよいのでしょうか?

 まずは、社会福祉士国家試験の全体像や枠組みをつかむことが重要です。最初から各科目の詳細に入るのではなく、それぞれの科目や各範囲で「何が問われるのか」を整理してみることから始めるとよいでしょう。

これについては、公益財団法人社会福祉振興・試験センターの示す「試験科目別出題基準」と照らし合わせて整理しておいてください。この出題基準は、科目ごとに「大項目」「中項目」「小項目(例示)」といったかたちで、具体的な内容を示しているものです。

 なお、「露木ゼミ」では、第4回ゼミ以降、この「試験科目別出題基準」をもとに、科目別に解説をしていきたいと思います。

Lessen.4 はじめに終わりのことを考えよ

「はじめに終わりのことを考えよ」

 これは、有名なレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)の言葉です。この一文は、何をやるにも、はじめの段階からあらかじめ終わり(結果)のイメージを描くことが重要であるということを示しています。

 つまり、「終わり(結果)」は「はじめ」からのプロセスによって形作られるもので、国家試験のラストスパートも、早い段階から始まっているといえます。本日のゼミを参考に、1年間のスケジューリングを立ててみてもいいかもしれません。

 さて、いよいよ来週から第35回試験の振り返りや各科目の解説を始めていきたいと思います。
新年度に入り、半月近くになります。環境が変わったり、出会いや別れがあったりと、変化の大きな時期ですが、自分のペースで、一歩一歩進んでいきましょう

 あと、周りの変化に戸惑い、自分も「もっとやらなければ」と焦っている人もいるかもしれません。しかし、今年は社会福祉士国家試験の1年です。試験合格、国家資格所得は、次のステージの準備といえます。今年は地味な一年になるかもしれませんが、この一年間で蓄えたことが、これからの皆さんの仕事や生活、人生に必ず役に立っていくと思います。
 最後まで一緒に頑張りましょう! 次回は、社会福祉士国家試験を整理するとともに、第35回試験の振り返りをしていきましょう。

■お知らせ■
本講座とは直接関係性はありませんが、私のメールマガジン【社会福祉士をめざす「露木先生の合格受験対策講座」】があります。こちらの講座では、勉強方法やマル秘話、独学や勉強時間がない方を対象に開講しています。また、4月からは第35回社会福祉士国家試験に向けた講座がスタートしました。気になる方は、チェックしてみてください。

  • ※上記メルマガ【社会福祉士をめざす「露木先生の合格受験対策講座」】は、中央法規出版及び本講座「けあサポ」との関係はありません。そのため、本メルマガの問い合わせに関しては、中央法規出版では対応しておりません。

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