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張先生の受験対策講座

張 百々代(はり ももよ)

受験勉強のガイド役となるのがこのコーナーです。受験対策のプロである張(はり)先生が、あなたの合格までの道のりをサポートします。

プロフィール張 百々代(はり ももよ)

精神保健福祉士・社会福祉士。児童養護施設、老人福祉施設での勤務を経て福祉系専門学校講師に。
現在は受験対策講座講師、各大学での受験対策に従事しており、第三者後見人として精神障害者・知的障害者の成年後見活動にも携わっている。

第42回 直前の心得① 「今やっておくべきこと」

皆さん、こんにちは。いよいよ本試験を直前に控えましたね。不安と緊張でいっぱいだと思いますが、体調管理に気をつけて受験に臨みましょう。

今回はこの時期の具体的な備えについて確認していきたいと思います。では最初に、前回の課題の解説をしておきましょう。

問題 白書関係の次の記述に関して、正しいもの1つ選びなさい。

  • 1 「令和5年版厚生労働白書」によると、令和4年の出生数は、80万人を超えている。
  • 2 2022(令和4)年の自殺者総数は、前年より減少している。
  • 3 「令和5年版高齢社会白書」によると、高齢化率が最も高いのは沖縄県で、最も低いのは東京都であった。
  • 4 「2022年(令和4年)人口動態統計」によると、死因の疾病別では、心疾患が最も多い。
  • 5 2023年の日本のジェンダーギャップ指数は、前年から順位が下がった。
正答5

解答解説

    • 1 × 2022(令和4)年の出生数は、77万747人で、80万人を割り込んでいる。
    • 2 × 令和5年版厚生労働白書によると、2022(令和4)年自殺者総数は2万1881人で、前年から4.2%増加している。女性は3年連続の増加で、小中高生の自殺者数は514人と過去最多であった。
    • 3 × 高齢化率が最も高いのは秋田県(38.6%)で、最も低いのは東京都(22.8%)であった。
    • 4 × 死因の疾病別では、悪性新生物が最も多い。悪性新生物を部位別にみると、男性は肺、大腸、胃の順、女性は大腸、肺、膵臓の順である。
    • 5 〇 2023年の日本は、146か国中125位で、前年から9ランクダウンした。分野別では、政治が世界最低クラスの138位であった。

いかがでしたか。では今回は、合格を確実にするためにこの時期の心構えとやっておくべきことを取り上げていきたいと思います。


試験会場までの交通手段の確認

お手元の受験票で試験会場を確認したら、あらかじめ会場までの道のりを確認しておきましょう。

余裕をもって試験会場に着けるように、出発時間と乗り換えなどの経路、到着までにかかる時間なども調べておきましょう。

当日は、会場までの道が受験生であふれることが予想されます。天候不順や思いがけない事態が起こることも想定して、時間に余裕をもって家を出るようにしましょう

感染症対策

新型コロナウイルス感染症は第5類に移行したので、昨年よりコロナ対策は緩和されていますが、マスクの着用が推奨されています。自分のためにも周囲のためにも、コロナ対策を十分して備えましょう。

社会福祉振興・試験センターのホームページに、「令和5年度国家試験における感染症対策について」として試験当日の対応について記載されていますので、確認しておくとよいでしょう。

体調管理

寒さが一段と厳しくなっています。試験当日まで、風邪やインフルエンザ等にも十分注意して体調を整えておきましょう。本試験当日に最高のコンディションにもっていけるように、睡眠と栄養を十分摂っておくことが大切です。

体調に不安のある人は、必要な栄養を補給するために栄養剤などを使用することもおすすめです。鍋物などの身体を内側から温める食事もいいですね。また、温かい飲み物を常備して、水分を常に補給したりうがいをしたりする習慣をつけると風邪対策に有効です。

帰宅後の手洗いやうがいの励行、乾燥対策としての加湿器の使用を心がけましょう。加湿器がない方はぬれタオルを干すだけでも、部屋の湿度を保持することができます。家にいるときもマスクを使用すると、喉を乾燥から守ることができます。

朝型への切り替え

生活スタイルが夜型だった人は、朝型に切り替えておくことをおすすめします。試験の時間帯に頭脳が一番明晰な状態でいられるように、身体のリズムを直しておきましょう。

なかなか朝型に切り替えられない人は、就寝前に適度なストレッチや軽い体操をしたり、就寝の1時間前に入浴して全身を温めたりすると、深い眠りにつくことができます。

朝、目覚めが悪いときは、起床後に熱いシャワーを浴びると身体全体が覚醒します。忙しくて朝食をとれない人もいるかもしれませんが、朝食をとることで身体が目覚めて生活のリズムが生まれますから、軽くても朝食をとる習慣をつけていきましょう。

全科目をよく見直そう

この時期は、焦りや緊張で何から手をつけたらよいかわからなくなりがちです。

まずは、全体の見直しをしていきましょう。苦手な科目に集中して取り組むあまり、得意だと思って油断し、復習できていない科目があるかもしれません。覚えているつもりでも時間が経つと案外忘れてしまいます。漏れのないように、全科目に繰り返し目を通しておきましょう。

曖昧な知識を確実に

「消去法で選択肢2つまでは絞れても、最後の1つの選択肢に迷ってしまう」「2つ選ぶ問題で1つの選択肢は選べても、もう1つがどうしても選べない」という声をよく聞きます。

これは、なんとなくわかったような気がしていても、実際にはきちんと知識が定着していないために起きてしまう現象です。

漠然とした知識では、確実に正答を導き出すことはできません。合格ラインをクリアするためには、曖昧な知識を確実にしておくことが一番の力になります。

試験に繰り返し出題されている基本的な問題でまだ不安なところがあるようでしたら、もう一度見直し、確実に得点を積み上げていけるようにしておきましょう。

基礎的な知識を確認しよう

精神保健福祉士国家試験は、1つでも0点科目があると、合格ラインを超えていても不合格になってしまいます。

では、どうしたら0点科目をつくらないようにすることができるでしょうか。

実は、どの科目にも基礎的な知識があれば解ける問題が1~2問は必ず出題されています。

試験会場に入ると緊張のあまりすべての問題が難しく感じられてしまうものですが、落ち着いて今まで学習した知識を思い出して正解を導き出していきましょう。

そのためにも、最後は全科目の基礎的な知識を確認しておくことが大切です。

イメージトレーニングをしよう

スポーツ選手が実力を発揮するためには、メンタル面が大変重要であることはよく知られています。受験生にとっても、メンタル面が合否を分ける大きな要素になります。

自信をもって臨むために有効なのは、イメージトレーニングです。自分が試験会場で、サラサラと試験問題を解いているイメージを思い浮かべてみてください。ほとんどが勉強した内容です。「あ、これはやった内容だ」「簡単じゃないか、これはいける!」というイメージをしてみましょう。

どうですか。心が軽くなって、自信が出てきたのではないでしょうか。

また、合格発表で、自分の受験番号を見つけたイメージをしてみましょう。今までの努力が報いられた瞬間です。この資格をとって、現場で自分が今まで以上に活躍している姿を想像してみましょう。

これから試験までの間、合格した自分をいつもイメージしていきましょう。合格以外の選択肢はないことを、脳が覚えてくれて頑張ってくれます。

今までの努力に自信をもとう

よく使われる言葉ですが、努力は決して裏切りません。今までの自分の頑張りに自信をもちましょう。

大学生は実習や卒業論文、就職活動の合間を縫って必死で勉強してきた時間、社会人は重責を果たしながら睡眠時間を削って取り組んできた努力、それぞれの頑張りは自分自身が一番よく知っています。

これらの今までの努力は必ず報われます
これからの2週間を最後の総仕上げと健康管理、イメージトレーニングに有効に使ってください。

次回は、当日に持っていく物、試験会場に到着後に気をつけるべきことなどについて、取り上げていきます。では最後の総まとめに全力を注いでください。


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