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青木先生と受験生花子さんの二人三脚合格への道
3分で学べる! 介護福祉士受験対策講座

介護福祉士国家試験の合格を目指すみなさんは、仕事と受験勉強の2足の草鞋、いえ家庭との3足の草鞋になるという方も多く、なかなか勉強の時間がとれないのが実状ではないでしょうか。
そんな方々に朗報です! スキマ時間でも合格へのポイントが身につく、新・受験対策講座が始まります。

第7回 人間関係とコミュニケーション(2)

社会的役割とは

はい。「社会的役割」は、常日頃から職場のミーティングで「この子には○○の役割を持たせてみよう」と意見交換している状況が、頭に思い浮かびました!
それは良かったです!OJTの成果と言えますね!人は誰でも役割があるという、個人と社会を結ぶ概念を学ぶ役割理論は、社会福祉士養成で学びます。「社会的役割」の代表的な種類を表にしておきますので、このくらいは、介護福祉士としてもしっかり覚えておきたいですね。

社会的役割の種類

ジョハリの窓とは

ジョハリの窓というものは、初めて聞きました。近年では、第34回試験に出題された実績があります。これは、自分自身のこころを4つの窓枠(領域)に見立てます。「開放部分」が広いとコミュニケーションが円滑になる、と理解しておきましょう。自己覚知を深めるためのひとつの手法ですね。

(出典:介護福祉士国家試験 受験ワークブック2023上 p.117)

自己覚知とは

自己覚知を簡単に覚えるためのキーワードはありますか?ズバリ、自分の思想や価値観、感情などを客観的に理解すると覚えておきましょう!

プロフィール

青木先生

講師:青木宏心(あおき・ひろむね)
口癖:為せば成る!

社会福祉法人喜寿福祉会理事。介護福祉士。社会福祉士。桜美林大学老年学総合研究所連携研究員。カンボジア学校法人KAIGO日本語学院顧問。高齢者福祉ケアワーカー、ソーシャルワーカー、大学准教授を経て現職。著書は『らくらく暗記マスター介護福祉士国家試験』『ここからはじめる!介護福祉士国家試験スタートブック』(共著、中央法規)ほか多数。雑誌『おはよう21』(中央法規)でも「介護福祉士国家試験合格への道」を連載中。

受験生:花子
ストレス解消法:おいしいものを食べ、週末の仕事帰りはビールで乾杯!

花子さん

青木室長のもとで2024年介護福祉士国家試験の突破を目指す受験生。児童発達支援管理責任者。3世代世帯で育ち、高齢者が身近な存在だったことから、高校卒業後は自然と高齢者施設に就職。有料老人ホーム2年、放課後等デイサービス8年勤務。勉強は苦手だが、基本の知識を身につけることの大切さに目覚め、知識は自分の強みにもなると受験を決意!

イラスト:白井匠