メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

馬淵先生のケアマネジャー受験対策講座

ケアマネジャー試験で出題される介護支援分野、保健医療サービスの知識等、福祉サービスの知識等の3分野の中から厳選した〈必ず知っておきたいテーマ〉を解説しています。 講師はケアマネ試験対策のプロ・馬淵敦士先生。いっしょに合格を目指しましょう!

地域支援事業(包括的支援事業)

  今回は地域支援事業の「包括的支援事業」についてです。包括的支援事業に大きく関係する「地域包括支援センター」についてお話ししますので、今回の内容はかなり重要です。この項目に苦手意識がある方は特にしっかり読んでおきましょう。

 前回の「介護予防・日常生活支援総合事業」も振り返っておきましょう。
【復習】「介護予防・日常生活支援総合事業」についてはこちら

目次

地域包括支援センターとは?

地域支援事業実施の「要」となる

 高齢者介護にかかわっている方は、地域包括支援センターという言葉をどこかで耳にされたことがあるでしょう。

 地域包括支援センターは、住民の健康の保持および生活の安定のために、地域住民を包括的に支援する機関です。原則、日常生活圏域(中学校区)に1か所設置され、市町村が運営する直営型と、医療法人や社会福祉法人などへ委託する委託型があります。

 地域包括支援センターには3職種(社会福祉士・主任介護支援専門員・保健師)が配置され、包括的支援事業を実施します。

 また、市町村内の各地域包括支援センターをまとめる「地域包括支援センター運営協議会」を市町村が設置することもあわせて覚えておきましょう。

【これだけは!】地域包括支援センター

  • 地域包括支援センターには3職種が配置される。
  • 市町村は地域包括支援センター運営協議会を設置する。

包括的支援事業(地域包括支援センターの運営)

地域包括支援センターの4つの業務

 包括的支援事業は8つあり、そのうちの4つが地域包括支援センターの運営として実施されます。この4つは地域包括支援センターがまとめて実施します。

 それでは、事業内容を紹介します。

  • ①第1号介護予防支援事業
    要支援者以外の介護予防ケアマネジメントを行う。
  • ②総合相談支援業務
    地域における関係者とのネットワークを構築しつつ、家族介護者への支援など、さまざまな相談支援を行う。
  • ③権利擁護業務
    成年後見制度の活用促進や高齢者虐待への対応など、専門的・継続的な視点から、高齢者の権利擁護のため必要な支援を行う。
  • ④包括的・継続的ケアマネジメント支援業務
    支援困難事例等への指導・助言などを行う。

 漢字が多いので、フルネームではなく短くして覚えてしまいましょう。

①介護予防支援、②総合相談、③権利擁護、④ケアマネ支援

包括的支援事業(社会保障充実分)

3事業は地域包括支援センター以外に委託可能

 包括的支援事業には、地域包括支援センターの運営以外に社会保障充実分があります。事業内容は以下のとおりです。

  • ①在宅医療・介護連携推進事業
    医療・介護関係者間の情報共有の支援、医療・介護関係者に対する必要な研修の実施など
  • ②生活支援体制整備事業
    高齢者の社会参加および生活支援の充実の推進
  • ③認知症総合支援事業
    認知症本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる地域づくりの推進
  • ④地域ケア会議推進事業
    市町村の努力義務として定められる地域ケア会議の実施の推進

 上記の4事業のうち、地域ケア会議推進事業以外の3事業については、地域包括支援センター以外に委託することが可能となっています。過去に出題されたことがありますので、しっかりと覚えましょう。

 また、②生活支援体制整備事業では生活支援コーディネーター、③認知症総合支援事業では認知症初期集中支援チーム、認知症地域推進支援員、チームオレンジコーディネーターなどのキーワードが出題されることもあります。

 さて、この4事業も必ず覚えなければなりません。地域包括支援センターの運営と同様、短くしましょう。

①在宅医療介護、②生活支援体制、③認知症総合、④地域ケア会議

 包括的支援事業については、このように覚えておくとよいでしょう。

【これだけは!】

包括的支援事業の8つの名称は短くして覚える。

まとめ

 覚え方に決まりはありませんので、自分で覚えやすい方法を考えてみましょう。ただし、語呂合わせでなんとなく覚えても、実務研修や現場では知識を活かせないので、あまりオススメできません。少し時間がかかっても、覚えやすい方法でしっかりと内容を理解するようにしましょう。

 また、漢字が多いと覚えにくいので、今回は短くして覚える方法をお伝えしました。しかし、漢字が多いことには意味があります。

 たとえば、「在宅医療・介護連携推進事業」は「高齢者が在宅で生活できるよう、地域の医療介護連携することを推進していく事業」と、事業の中身が名称にすべて含まれているのです。長い名称が出てきたときは、このことを意識してみましょう。

 2回にわたって、地域支援事業のお話をしてきました。地域支援事業は深みにはまらないことが理解のポイントです。まずはこの講座でお話ししたことだけを覚えてみてください。諦めずに学習を続けていきましょう!

馬淵敦士(まぶち あつし)
ベストウェイケアアカデミー学校長。介護福祉士、ケアマネジャーの受験対策講座を各地で開催し、アカデミー受講者の合格率は全国合格率を大幅に上回る。『ケアマネジャー試験過去問解説集』(中央法規)の代表執筆を務める。


受験対策WEB講座の配信がスタート!

ケアマネジャー受験対策WEB講座「ケアマネジャー試験ナビ2022」

WEB講座で理解を深めよう!

スマホやタブレットを使って問題を解きたい人は受験対策アプリ!

ケアマネジャー合格アプリ2021 一問一答+模擬問+過去問

ケアマネジャー合格アプリ2022 過去問+問題集+一問一答

今年のケアマネ受験対策アプリはこれ!! 「ケアマネジャー合格アプリ2022」は【過去問】、【問題集】、【一問一答】を収録!!

  • 詳細はこちらから
  • ダウンロードはこちらから
    App Store
    Google Play

受験対策コンテンツによりアクセスしやすい! けあサポアプリ版

けあサポアプリ版

けあサポ ― 介護・福祉の応援アプリ ―

受験対策コンテンツを資格ごとに見やすく配置し、「今日の一問一答」や「今週の穴埋め問題」「受験対策講座」にスムーズにアクセス!受験対策書籍の新刊やセミナー情報も配信。
  • ダウンロードはこちらから
    アプリ販売ストアへ
  • ※ 上記リンクから閲覧端末のOSを自動的に判別し、App StoreもしくはGoogle playへと移動し、ダウンロードが可能です。