馬淵先生のケアマネジャー受験対策講座
ケアマネジャー試験で出題される介護支援分野、保健医療サービスの知識等、福祉サービスの知識等の3分野の中から厳選した〈必ず知っておきたいテーマ〉を解説しています。 講師はケアマネ試験対策のプロ・馬淵敦士先生。いっしょに合格を目指しましょう!
通所介護
通所介護は、一般的にデイサービスと呼ばれている通所系のサービスで、定員が19人以上のものです。定員19人未満の場合は地域密着型通所介護となります。通所介護はケアマネ試験で出題されやすいため、人員基準や運営基準を覚えておきましょう。
内容
主に機能訓練とレスパイトケアを実施する
通所介護の目的をまとめておきます。
②社会的孤立感の解消
③心身機能の維持・向上
④家族の身体的・精神的負担の軽減(レスパイトケア)
通所介護は事業所によって特徴があり、イメージと異なる部分もあるかもしれませんが、ここでは機能訓練・レスパイトケアを実施すると覚えておくとよいです。
人員基準
次に人員基準を見ていきましょう。
生活相談員:専従1人以上
介護職員:専従1人以上(利用者15人までの場合)
(生活相談員・介護職員は、どちらか1人以上、常勤でなければならない)
看護職員:専従1人以上
機能訓練指導員:1人以上
機能訓練指導員は資格名ではなく、職名です。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護職員・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・はり師またはきゅう師の資格を有する者が機能訓練指導員になることができます。なお、はり師またはきゅう師は、一定の実務経験が必要です。
運営基準
通所介護の利⽤者は、定率負担以外に次の費用を負担しなければなりません。
・食費
・おむつ代
・日常生活費
なお、通常の事業の実施地域における送迎については、送迎にかかる費用を受け取ることはできません。逆に、送迎を実施しなかった場合は、基本報酬より減算されることになります。
そのほかの運営基準についても確認しておきましょう。
通所介護計画の作成
管理者は、利用者の通所介護計画を作成しなければならない。
定員の遵守
利用定員を超えて、サービス提供を行ってはならない。ただし、災害等やむを得ない場合は除く。
まとめ
利用者が事業所に来るサービス(通所系・短期入所系など)については、人員基準が覚えにくいかもしれません。最初から全部覚えようとせず、「通所介護には5つの職種が必要である」など、数字を使って覚えるのもオススメです。繰り返し学習することで頭に入れていきましょう。

馬淵敦士(まぶち あつし)
ベストウェイケアアカデミー学校長。介護福祉士、ケアマネジャーの受験対策講座を各地で開催し、アカデミー受講者の合格率は全国合格率を大幅に上回る。『ケアマネジャー試験過去問解説集』(中央法規)の代表執筆を務める。
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