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林先生の受験対策講座

林 和美 (はやし かずみ)

2018年の合格率が10.1%という超難関のケアマネ試験。この狭き門を突破するためには、ポイントを押さえた効率よい学習が不可欠です。このコーナーでは、「介護支援分野」について、その秘訣をガイドします。
※毎週火曜日更新!

プロフィール林 和美 (はやし かずみ)

国際医療福祉大学医療福祉学部教授。
研究領域は、ケースマネジメント・高齢者福祉・地域支援ネットワーク。特養、在宅介護支援センター勤務などを経て、教育の場へ。現在は大学でソーシャルワーカー育成に尽力されています。

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第6回 第2単元「保険料」 2回目

さて、解答です。

問題1の正解は、それぞれ次のようになります。

  • (1) 正しい=社会保険診療報酬支払基金にいったんプールし、各保険者に定率で交付 することにより、第2号被保険者の保険料負担分が保険者に収納される。
  • (2)× 誤 り=特別徴収した年金保険者は、各自の介護保険の保険者である市町村または特別区へ送付する。
  • (3) 正しい=「徴収猶予」つまり「減免」については条例で定める事項である。
  • (4)× 誤 り=第2号被保険者の保険料率は、まず第1号被保険者と第2号被保険者の負担割合を国が定め、医療保険者に加入者数に応じた請求を行い、医療保険者は各医療保険法により保険料を徴収する。
  • (5) 正しい=3年ごとに、国が「基本指針」で定める。2015(平成27)~2017(平成29)年の第6期介護保険事業計画では、第1号被保険者:22%、第2号被保険者:28%とされている。 第7期である現在はそれぞれ23%、27%です。
  • (6) 正しい=第2号被保険者の負担率の設定は、国の事務である。

問題2の正しいものは「2」です(※出題された平成25年当時の正解は、「1・2・4」でした)。選択肢が正しくない説明をします。

  • 選択肢1 負担能力に応じた所得段階は、現在は原則9段階である。
  • 選択肢3 国民健康保険の場合は、「事業主」という考え方はない。
  • 選択肢4 現在、原則として基準額の0.45倍となっている。
  • 選択肢5 被保護者の第1号保険料については、生活保護の生活扶助として本人に支払われるが、確実に納付してもらうため、生活保護の実施機関が直接市町村の介護保険会計に納付することもできる。

問題3の正解は、「1・4」です。基本的な問題ですね。選択肢が正しくない説明をします。

  • 選択肢2 特別徴収は、公的な老齢年金(または退職年金)、遺族年金、障害年金が対象です。国民年金・厚生年金・共済年金も公的な年金です。
  • 選択肢3 市町村特別給付の財源は、1号被保険者の介護保険料でまかなうことになっています。
  • 選択肢5 第1号被保険者の保険料率は、3年ごとに算定します。

問題4は、(6)・(7)とも正しい(〇)となります。

 どうでしたか?
 保険料の問題はさまざまな形式で出題されますが、これまでは基本的なところばかりが出題されていますので、確実に得点できるようになっておく必要がありますよ!

 来週からは、第3単元の「保険事故」について解説します。

 あっ! 介護保険の事故って、「要介護認定」のことなんですよ。予習として、「基本テキスト」85~101ページ・「ワークブック」では29~41ページを読んでおいていただけるとうれしいです。