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担当編集者に聞きました!『ケアマネ試験 合格率13.1% 難関試験の一発合格を目指して!』


 毎年難関と言われるケアマネジャー試験。中央法規もケアマネジャー受験対策シリーズとして7冊刊行せていただいております。今回ブックスでは、「今年のケアマネ試験」や本シリーズの「昨年版との違い」について、担当編集者に聞いてきました!

TOPIX


介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)とは

 現在の受験資格でケアマネ試験を受けられるのは、今年で最後となります。「一発合格を!」という方もいらっしゃるかと思います。
 昨年のケアマネ試験の合格率は13.1%。合格基準点は、介護支援分野13点/25点満点(正答率52%)、保健医療福祉分野22点/35点満点(正答率63%)です。つまり、難関な試験であり、難問が多い試験であるといえます。

どれくらいできれば合格できる?

 しかし、ケアマネ試験は「満点」をとる必要はありません。つまり、昨年の試験問題の96%を網羅したと噂される長寿社会開発センター『七訂 介護支援専門員基本テキスト』3巻+CDを全部マスターしなければならないというわけではないのです。
 『ケアマネジャー試験過去問解説集2017』の著者、馬淵敦士先生は、「合格基準点は半分以下(介護支援分野12点未満)にはならないでしょう」といいます。満点は必要がないけれども、最低半分以上、できれば7割を正答できると安心といえるでしょう。チェックするには過去問が不可欠で、一問一答形式の『ケアマネジャー試験過去問一問一答パーフェクトガイド2017』は便利です。

ケアマネ試験の特徴

 『らくらく暗記マスター ケアマネジャー試験2017』監修の石橋亮一先生は、試験に必ず出る「根幹的内容」の問題と、年によって出る「選択的内容」の問題があるといいます。
 また、『ケアマネジャー試験保健医療サービス苦手克服トレーニング2017』の著者、益田雄一郎先生は、法令制度などのひたすら覚える必要のある“「社会科」的な問題”と、保健医療系の“「理科」的な問題”に分けられるといいます。

ケアマネ試験の勉強方法

 “「理科」的な問題”は効率よく理解し、“「社会科」的な問題”は「根幹的内容」と「選択的内容」を絞って覚える、というのが勉強方法です。
 そこで、2017年試験に万全の備えをしたのが、『ケアマネジャー試験ワークブック2017』『ケアマネジャー試験模擬問題集2017』をはじめとする、2017年中央法規ケアマネ試験対策書籍全7冊です。必ず出る「根幹的内容」を網羅したうえで、2017年試験で出題が予想される「選択的内容」を絞り込んで収載しました。
 また、試験勉強のノウハウは、弊社の「ケアマネ受験対策講座」でもご案内しております。

昨年版(2016年版)を使い続けてはだめなの?

「昨年版を使い続けてはだめなの?」という声よくお聞きします。
 結論から言うと、昨年版もある程度お使いいただけます。
 しかし、法律や制度、そして試験傾向は毎年変わるため、やはり最新年版をお使いいただくのが良いというのが担当編集者としての思いです。また、昨年までの反省を踏まえ、毎年執筆される先生方と、担当編集者との議論をふまえ、ブラッシュアップがなされています。
 是非、最新年版をお手に取っていただけますと幸いです!

昨年版(2016年版)との違いは?

 では、どの点が違うのか、ざっくりとですがお答えします。しかし、ケアマネ受験シリーズは書籍の数が膨大なため、弊社で最も読者様に手に取っていただいている『ケアマネジャー試験ワークブック2017』を例に回答させてください。

  • ● 変更点その1:制度
    • ・地域支援事業(2016年版出版後に改正通知されたもの)
    • ・地域密着型通所介護(療養通所介護を含む)
    特に地域支援事業については、毎年出題頻度が高い分野ですので、要チェックです!
  • ● 変更点その2:試験傾向
    さらに、ここ数年の本試験の傾向を踏まえ、以下のものを追加しています。
    • ・認定調査の基本項目
    • ・主治医意見書の項目
    • ・社会福祉法人の利用者負担軽減制度
    • ・ターミナルケア
    • ・栄養関連
    • ・各種加算

 さらに、ご好評をいただいている、「アドバイス」や各節にあります「基礎理解度CHECK!!」の問題を全面的に改め、拡充を図っています。書店でお確かめください。

 他ケアマネ受験対策書籍につきましても、上記を踏まえ、改訂を行っています。

最後に

 難関試験ですが、秋にはみなさまに朗報が届くことをお祈りしております。
 また、書籍にはさみこんである“ご愛読者カード”をお送りいただけますと幸いです。