社会福祉士国家試験(平成21年度・第22回) 問題文
【専門科目】更生保護制度・4問
・合否の判定や設問内容についてのお問い合わせには応じかねますのでご了承願います。
|人体の構造と機能及び疾病(7問) |心理学理論と心理的支援(7問) |社会理論と社会システム(7問) |現代社会と福祉(10問) |地域福祉の理論と方法(10問) |福祉行財政と福祉計画(7問) |社会保障(7問) |低所得者に対する支援と生活保護制度(7問) |保健医療サービス(7問) |権利擁護と成年後見制度(7問) |社会調査の基礎(7問) |相談援助の基盤と専門職(7問) |相談援助の理論と方法(21問) |福祉サービスの組織と経営(7問) |高齢者に対する支援と介護保険制度(10問) |障害者に対する支援と障害者自立支援制度(7問) |児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(7問) |就労支援サービス(4問) |更生保護制度(4問) |
|人体の構造と機能及び疾病(7問) |心理学理論と心理的支援(7問) |社会理論と社会システム(7問) |現代社会と福祉(10問) |地域福祉の理論と方法(10問) |福祉行財政と福祉計画(7問) |社会保障(7問) |低所得者に対する支援と生活保護制度(7問) |保健医療サービス(7問) |権利擁護と成年後見制度(7問) |社会調査の基礎(7問) |相談援助の基盤と専門職(7問) |相談援助の理論と方法(21問) |福祉サービスの組織と経営(7問) |高齢者に対する支援と介護保険制度(10問) |障害者に対する支援と障害者自立支援制度(7問) |児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(7問) |就労支援サービス(4問) |更生保護制度(4問) |
問題147
保護観察の目的に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 犯罪をした者及び非行のある少年に対し,本人の申出に基づき,社会内で適切な処遇を行うことにより,再犯を防ぎ,又はその非行をなくし,これらの者の自立と改善更生を助ける。
2 犯罪をした者及び非行のある少年に対し,矯正施設内で適切な処遇を行うことにより,再犯を防ぎ,又はその非行をなくし,これらの者の自立と改善更生を助ける。
3 犯罪をした者及び非行のある少年に対し,社会内で適切な処遇を行うことにより,再犯を防ぎ,又はその非行をなくし,これらの者の自立と改善更生を助ける。
4 犯罪及び非行を行うおそれのある者に対し,予防的に社会内で適切な処遇を行うことにより,これらの者の自立と改善更生を助ける。
5 犯罪をした者及び非行のある少年に対し,社会内で適切な処遇を行うことにより,これらの者が生業に就く機会を保障し,社会的に自立し改善更生することを助ける。
【問題147の解答】 3
1 犯罪をした者及び非行のある少年に対し,本人の申出に基づき,社会内で適切な処遇を行うことにより,再犯を防ぎ,又はその非行をなくし,これらの者の自立と改善更生を助ける。
2 犯罪をした者及び非行のある少年に対し,矯正施設内で適切な処遇を行うことにより,再犯を防ぎ,又はその非行をなくし,これらの者の自立と改善更生を助ける。
3 犯罪をした者及び非行のある少年に対し,社会内で適切な処遇を行うことにより,再犯を防ぎ,又はその非行をなくし,これらの者の自立と改善更生を助ける。
4 犯罪及び非行を行うおそれのある者に対し,予防的に社会内で適切な処遇を行うことにより,これらの者の自立と改善更生を助ける。
5 犯罪をした者及び非行のある少年に対し,社会内で適切な処遇を行うことにより,これらの者が生業に就く機会を保障し,社会的に自立し改善更生することを助ける。
【問題147の解答】 3
問題148
事例を読んで,この場合の法律関係に関する次の記述のうち,仮釈放の手続として,正しいものを一つ選びなさい。
〔事 例〕
裁判所によって3年の懲役刑の言渡しを受けた受刑者が,まじめに刑務所生活を送り,改悛の状があると評価され,2年を経過したところで,仮釈放の手続がとられることになった。
1 仮釈放は,検察官が許可した場合に許される。
2 仮釈放は,地方更生保護委員会の決定があれば許される。
3 仮釈放は,裁判員の合意があれば許される。
4 仮釈放は,裁判所の判断があれば許される。
5 仮釈放は,矯正施設の長が認めれば許される。
【問題148の解答】 2
〔事 例〕
裁判所によって3年の懲役刑の言渡しを受けた受刑者が,まじめに刑務所生活を送り,改悛の状があると評価され,2年を経過したところで,仮釈放の手続がとられることになった。
1 仮釈放は,検察官が許可した場合に許される。
2 仮釈放は,地方更生保護委員会の決定があれば許される。
3 仮釈放は,裁判員の合意があれば許される。
4 仮釈放は,裁判所の判断があれば許される。
5 仮釈放は,矯正施設の長が認めれば許される。
【問題148の解答】 2
問題149
更生緊急保護に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 更生緊急保護は,保護観察所長が自ら行い,又は更生保護法人やその他の適当な者に委託して行う。
2 更生緊急保護は,その対象となる者が刑事上の手続き又は保護処分による身体の拘束を解かれた後2年を超えない範囲内において行うものとされている。
3 少年院から退院した者,又は仮退院を許され保護観察に付されている者は,更生緊急保護の対象となる。
4 更生緊急保護は,対象となる要件を備えた者についてその再犯を予防するために必要があると検察官が認めたときに限り,行うものとされている。
5 更生緊急保護の対象となる者が,専門学校進学のための十分な資金を持たない場合,更生緊急保護で給与することができる。
【問題149の解答】 1
1 更生緊急保護は,保護観察所長が自ら行い,又は更生保護法人やその他の適当な者に委託して行う。
2 更生緊急保護は,その対象となる者が刑事上の手続き又は保護処分による身体の拘束を解かれた後2年を超えない範囲内において行うものとされている。
3 少年院から退院した者,又は仮退院を許され保護観察に付されている者は,更生緊急保護の対象となる。
4 更生緊急保護は,対象となる要件を備えた者についてその再犯を予防するために必要があると検察官が認めたときに限り,行うものとされている。
5 更生緊急保護の対象となる者が,専門学校進学のための十分な資金を持たない場合,更生緊急保護で給与することができる。
【問題149の解答】 1
問題150
「医療観察法」の医療観察制度に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 精神保健観察は,刑法上のすべての犯罪行為に対して適用される制度である。
2 医療観察は,厚生労働省で定める基準に適合する私立病院において医療を行う制度である。
3 精神保健観察は,必要な医療を受けているか否か及びその生活の状況を見守る制度である。
4 医療観察は,精神保健審判員の判断によって,退院を許可することができる制度である。
5 医療観察は,指定入院医療機関の管理者が,入院の申立てをする制度である。
(注) 「医療観察法」とは,「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」のことである。
【問題150の解答】 3
1 精神保健観察は,刑法上のすべての犯罪行為に対して適用される制度である。
2 医療観察は,厚生労働省で定める基準に適合する私立病院において医療を行う制度である。
3 精神保健観察は,必要な医療を受けているか否か及びその生活の状況を見守る制度である。
4 医療観察は,精神保健審判員の判断によって,退院を許可することができる制度である。
5 医療観察は,指定入院医療機関の管理者が,入院の申立てをする制度である。
(注) 「医療観察法」とは,「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」のことである。
【問題150の解答】 3