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ケアマネジャー手帳・ケア手帳

『ケアマネジャー手帳2023』・『介護職必携 ケア手帳2023』が完成
今年も使いやすい手帳ができあがりました!

 このページでは、ケアマネジャーや介護専門職向けの必須アイテムである手帳に関連する情報をお届けします。例えば、手帳の完成のお知らせや新しく追加した内容、制度改正等に関する補遺情報などなど。定期的にチェックしてみてください。

 ケアマネジャー向け➡『ケアマネジャー手帳』
(監修:高室成幸・編集:ケアマネジャー編集部
販売価格は1,540円(税込)

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 介護専門職・サ責・生活相談員等➡『介護職必携 ケア手帳』
(監修:公益社団法人日本介護福祉士会・編集:おはよう21編集部)
販売価格は1,540円(税込)

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第10回 スケジュール管理のコツ

 今回のテーマは「スケジュール管理」です。
 みなさんは十分なスケジュール管理ができていますか?
 例えば、次のようなことをしてしまったりすることはありませんか?

  • ・予定の期日までに書類が書き終わらなかった
  • ・遅刻・早退をやってしまった
  • ・約束をすっぽかしてしまった
  • ・ダブルブッキングしてしまった(2重に予定を入れたしまった)
  • ・ドタキャンをしてしまった

 これって「手帳を使わない人」に起こりがちなミスなのですが、たとえ、手帳を使っていても「やらかしてしまう」ことはありませんか?
 そこで、「今日やること」を一日のスケジュールの上段等に書き込み、それを何回も見ることをオススメします。これが、「TO DOリスト」ですね。

TO DOリストの活用

 TO DOリストを何回も見て確認すれば、前述したようなミスはほとんど回避できるでしょう。

スケジュール管理は未来のデザイン

 施設で働いていれば、組織がスケジュールを管理してくれます。しかし、ケアマネジャーのみなさんは自分でスケジュール管理をしなければいけません。
 自分で自分の時間を管理できる分、自由度が大きいのですが、ミスをするとその痛手は自分で引き受けなければいけません。

 だからこそ手帳でスケジュール管理をするんですよね。
 手帳は仕事を「計画性」のあるものにするためのツールです。手帳によって「未来を予定」できるわけで、ちょっとおしゃれに言うと「未来デザイン」ツール、それが手帳なのです。

予定を記入
所要時間などを書き込む

 しかし、スケジュール管理といってもただ予定を埋めればいいわけではありません。冒頭に書いたように今週やること、今日やることを「TO DOリスト」で項目立てします。これでひとまず「何をやるか」が整理されます。
 次に、いつやるか、どのタイミングから始めるかです。そこで項目に「必要とする時間」、つまり「かかるであろう時間」を矢印の線で書き込みます。すると時間を「長さ」や「面積」で意識することができます。

文字の色を決める
色分けもポイント

 また、できれば予定の文字は色を決めておきましょう。さらに相手や業務によって色を分けたりするのもよいでしょう。

  • ・利用者・・・黒文字
  • ・家族 ・・・青文字
  • ・ケアマネ業務・・・オレンジ文字
  • ・事業所業務 ・・・紫文字

 という具合です。
 なんだかおしゃれですよね・・・!(^^)!

 そして、業務が終了したら「ハンコ(スタンプ)」を押したり、シールを貼ったり、自分流のアイコンを描いて・・・「結果」の仕上がりが一目でわかるようにするとよいでしょう。
 ハンコ(スタンプ)はさまざまなタイプを購入することができますが、私のオススメは、フリクションタイプの「こすれば消えるタイプ」です。

「済」で達成感を!
さまざまなタイプがある

 それから、前述したとおり、一日に何回も何回も「見直す」ことが大切なんですね。手帳のスケジュールは「未来の時間地図」です。
 やり残しはあって当たり前。「またやりきれなかった」とめげるのは一瞬にしましょう。そんなことは当たり前ですから。むしろ、今日やり残したことをいつやるか、と発想を切り替えたほうがずっと生産的です。

 手帳でスケジュール管理を始めると、やがて手帳で自分をマネジメントできるようになります。「しっかりやろう!」と気合で仕事を進めるのではなく、手帳という「相棒」(新作が公開になりましたね!)を使いこなすことで、あなたの仕事ぶりはグッと改善されることでしょう。