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山口晃弘の超幸齢社会の最幸介護術

山口 晃弘(やまぐち あきひろ)

超高齢社会を実り多き「幸齢社会」にするために、
介護職がすべきこととは?
元気がとりえの介護職・山口晃弘が紡ぐ最幸介護術。

プロフィール山口 晃弘 (やまぐち あきひろ)

介護福祉士、介護支援専門員。1971年、東京都生まれ。高校卒業後、設計士、身体障害者施設職員を経て、特別養護老人ホームに入職し、介護職・生活相談員を務め、その後グループホームの管理者となる。
現在、社会福祉法人敬心福祉会 千歳敬心苑にて人材育成担当。著書に『最強の介護職、最幸の介護術』(ワニブックス、2014年)がある。

著書

『最強の介護職、最幸の介護術』
『最強の介護職、最幸の介護術』

本当に愛で地球を救えるのか

 「24時間テレビ愛は地球を救う」が今年で40回を迎えたそうです。
 私は今46歳。40年前の第1回放送当時は6歳でしたが、なんとなく記憶があります。今よりもっと国民的行事だった気がします。子供心に、「24時間ずっと起きていたい!」なんて思っていたものです。子供の頃ってすぐに眠くなってしまうので、無理でしたけどね(笑)

 先日の放送中。たまたま用事があったので、自宅近くの日産に行くと、ものすごい人だかり。聴けば今年のマラソンランナー、ブルゾンちえみさんがもうすぐここに到着するとのこと。幸いにも、ブルゾンさんの休憩する様子を店内で見させていただきました。

 前日の21時頃から走り、約90㎞を走るとのこと。この時が、午後3時頃。おそらく疲労はピークに達していたはず。それでも彼女は笑顔を絶やさず、周りに気を遣い続けていました。コーチの声かけに、「じゃあ、もっと盛り上げていきます!」と笑顔で答え、出発する時も、周りの声援に笑顔で応えながら手を振って行きました。
 その姿は感動的でした。

 私たちは介護の仕事をしながら、彼女のように常に相手に気を遣い、笑顔を振りまいていられるでしょうか。

 「忙しいと余裕がなくなる」「笑顔でいられなくなる」。介護現場では、そんな言葉をよく聞きます。
 彼女は芸能人だから? そうかもしれません。プロとして、そう振る舞うのが当然です。
 では、私たちは違いますか?私たちも、介護という仕事で生計を立てているプロフェッショナルではないのでしょうか。
 プロとして、お客様に対して気遣いを忘れず、常に笑顔を絶やさずいること。そうあるべきなのではないかと、彼女を見ていて思いました。

 「忙しいと余裕がなくなる」「笑顔でいられなくなる」、いつまでそう言い続けるのでしょう。
 プロフェッショナルとは……彼女を見ていて、そう思いました。

 「愛は地球を救う」
 人間関係が希薄になって久しい世の中。環境汚染も歯止めが利かず、地球が悲鳴をあげています。
 人間は力を欲しがります。お金を欲しがります。その結果が今です。
 今日もどこかで多くの人が涙を流しています。明日を生きることができずにいます。
 力やお金では、地球は救えない。
 やっぱり、最後に地球を救うのは「愛」なのではないでしょうか。


お知らせ
2017年11月25日(土)東京でセミナーを開催します。
『介護とは何か? ~本当に大切なこと~』
【開催日】2017年11月25日(土)
【時間】10:00~16:00
【会場】NATULUCK茅場町新館3階大会議室
【受講料】7,000円
【主催】関西看護医療ゼミ