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和田行男の婆さんとともに

和田 行男 (和田 行男)

「大逆転の痴呆ケア」でお馴染みの和田行男(大起エンゼルヘルプ)がけあサポに登場!
全国の人々と接する中で感じたこと、和田さんならではの語り口でお伝えします。

プロフィール和田 行男 (わだ ゆきお)

高知県生まれ。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ大転身。
特別養護老人ホームなどを経験したのち99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は株式会社大起エンゼルヘルプ地域密着・地域包括事業部 入居・通所事業部部長。介護福祉士。2003年に書き下ろした『大逆転の痴呆ケア』(中央法規)が大ブレイクした。

可変!「ときの流れ感」


 時間が経つことを「早く感じる」のは、残り時間が短くなったことを自覚している証なんやろかね。

 若いころに「年をとると時間の経つのが早く感じるようになるぞ」って大先輩が言っていましたが、僕の場合、20代よりも30代の方が、30代よりも40代よりの方が「まだ6月なん?」って思えていたので、大先輩の言葉に「?」を感じていましたが、50代60代と進んできて大先輩の言葉がわかりました。

 「えっ、もう6月?」って感じになってきましたもんね。
 2017年も街中クリスマスですからね。はやぁ~!?!

 2011年3月11日東北大震災を機に立ちあげた「災害支援法人ネットワーク」も今年で7回目の総会を迎えます。
 人で言えば小学校入学ですもんね。あっという間に六年も経ちました。今年の学習総会は、地震でキャンセルとなった大分県で今週末の25日にリベンジ開催。
 合わせてブログでも紹介しています、ネットワーク釣りクラブ恒例の釣り会は、明日明後日豊後水道で行います。狙う魚は「カンパチ」というブリやマグロなどと同じ青い魚で、掛かると根底に走っていく習性があり釣りあげるのが難しいんです。

 さて、「もう」という意味では、介護保険は平成12年スタートなので17歳セブンティーン。青春時代真っ盛りです。
 国は制度施行当初「走らせながら熟成させていく」的なことを言っていたので、「人の生涯」のような仕組みが介護保険だと思うのですが、セブンティーンはヤンチャしまくりの年頃のはず。
 なのに、生まれたての頃の方がよほどヤンチャさを感じましたし、ワクワクできましたが、今じゃすっかり大人びてしまい、枠からはみ出ないよう窮屈な青春時代をおくっているように見えることが気になります。今が人生で大事な思春期なのにね。

 話は変わりますが、平成元年産まれは、いよいよ三十路を迎えるんですよね。驚きです。

「いよいよ平成生まれが職場に入ってくるなぁ~」

 なんて日本全国の職場で語られていたのではないでしょうか。それも束の間でしたね。
 来年は元号が変わって「平成」そのものが過去の時代になるんですものね。

 僕が80歳を過ぎる頃には「次の元号産まれの人」が職場に入ってくるんですから、すごいよね。冥土の土産に一緒に仕事をしてみたいもんです。

 そうなると、昭和30年生まれの僕が記憶に残るかかわりを持った人は、「明治」「大正」「昭和」「平成」「次の元号」の五代を生きる人となるってことですからね。次の元号の人と一緒に働く写真をアルバムに収めたいですね。

 そういや鉄道だって、「蒸気」「ディーゼル」「電気」を経て、次に登場するリニア新幹線は「磁気」ですものね。
 車だって「石炭」「ガソリン」「ディーゼル」「ガス」「バイオ燃料」「電気」「ハイブリッド」それに「水素」でしょ。この先は究極の水と空気で走る車が出てきますよ、きっと。

 又、車は道路を走るモノだと思い込んでいたら大間違いで、水の上や線路の上を両用で走り、空だって飛びますからね。
 しかも宇宙をロケットツアーできる時代になってきましたもんね。

 どこまで「ヒトの脳」は進んでいくんでしょうか。

 そんなことをあれこれ考えている時に、「鉄腕DASH」なる番組を見るとホッとします。この番組は、昭和生まれの僕には「いい時間の流れ」ですわ。

 この時も、四隅を押さえた12メートル×12メートルの大きな網を潮が引いた時間に川に張り付けて置き、潮が満ちるのと同時に小魚が川をのぼるのを追いかけてくる大型の魚を待ちかまえて、網の中に入るかどうかをじっと見ていて「入った!」の合図で大人が数人で網を持ちあげて捕獲するという昔ながらの漁を再現していましたが、あまりに素朴な漁で、一匹のでかいスズキを捕獲したことを大人たちが大喜びし、それをお茶の間で見ているン百倍もの人たちが同時に笑っているのかと思うと、なぜかホッとします。

 時間は不変のはずなのですが、時々によって可変を感じるところが又、時のステキさではないでしょうか。
 時を楽しみ・愉しみ・娯しみましょうね。

写真

 先日、岡山県真庭市にある玉泉寺を訪ねた際に、岡山県新庄村から広島県へと抜けていったのですが、その道中で見た柿の木です。見事でした。
 時間があれば幾つ柿が成っているのか数えてみたと思いますが、これは久々に見た立派な柿の大木でした。

ややピントがぼけていて申し訳ないのですが、サクラが開花していました。道中は紅葉の終わりかけに初冠雪地域だったようで、紅く染まった山々に雪が載り、柿にサクラですからね。 自然ってステキ!

案内

11月10日
注文をまちがえる料理店の本が発売になります。

あさ出版
「注文をまちがえる料理店」
 小国士朗(おぐに・しろう)著
 四六並製/本体1400円

 2017年6月。
 日本のみならず世界中の話題をさらったレストランがありました。
 その名は「注文をまちがえる料理店」
 この不思議であたたかいレストランのものがたりを1冊にまとめたのが本書です。
 I部ではこのレストランで本当にあったお話(物語)を、II部ではこの企画の発起人である小国士朗氏による開設ならびにレストランにかける思いを掲載しています。(あさ出版 チラシより)

 ぜひともお読みください。