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辻川泰史の介護事業経営に必要な考え方

辻川 泰史 (つじかわ やすし)

一期一会の出会いを大切にし、介護のプロとしてサービスを提供する辻川泰史さんによる、これからの事業所運営の指南ブログ。

プロフィール辻川 泰史 (つじかわ やすし)

1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。
老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、(有)はっぴーライフを設立(05年に株式会社化)。08年、(株)エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす!』(中央法規、2009年)がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/2g66

ご先祖様の人数

 自分が何を行いたいのかわからない? 自分が何が得意なのかわからない? というような相談を、スタッフやクライアント様、セミナー受講生の方からまれに受けることがあります。

 その人が何を求めているのか? どうしたいのか? ということは、当の本人もわかっていないことでもあるので、難しい事柄です。

 自分は何が得意なのか? どうすべきなのか? 自分自身がわからないというときは、自分のご先祖様のことを考えてみることをおすすめしています。自分のことを知るということは、自分のルーツを知ることが大事だと思います。

 今の自分は、当然ですが、両親がいたから存在しています。その両親の両親、要は自分から見ると祖父母がいます。祖父母は4人います。

 ということは、両親、祖父母の6人がいて今の自分がいます。その祖父母にも両親がいます。あわせると14人になります。その上の世代に行くと、30人になります。この30人のうち、当たり前ですが1人でも欠けると自分は存在していません。

 10世代さかのぼると1000人以上のご先祖様がいるということになります。1000人のうち、当たり前ですが1人でも欠けると自分は存在していないのです。

 よほどの家計でないと10世代前までの家計図はないですが、4、5世代前の祖父母の祖父母世代くらい前のご先祖様の存在はわかるのではないでしょうか? そのご先祖様に、自分が似ている人が必ずいると思います。努力を続けてきた、何か功績があると思います。

 そういった積み重ねで、自分自身の存在、自分自身がいるわけです。何をしたいのか? 何が得意なのか? と突き詰めて考えることも大切ですが、目の前のことを一生懸命行うことが大切なのだと実感します。

 ご先祖様の人数を考えると、自分自身の人生を楽しみ、そして、仕事を通して頑張ることは楽しいことだと思います。自分探しばかりしているのは時間がもったいないと思います。