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しえの好奇高齢者俳優・宍戸錠レポート

第20回 母と歩いた桜道に父と旅に出たい!

 父と以前、二回ほど親子旅行をしました。と言っても、旅行番組。つまりは仕事で行ったのですが・・・

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 その番組では、一回目は北海道の最北端、二回目はドイツのミュンヘンに行きました。
 ドイツの旅番組は、父と原田大二郎さんと出演しました。母もマネージャーを兼ねて同行しました。
 ドイツは“マイストロ(マイスター)”という制度があり、全てマイストロがないと働けないそうです。私達はパン屋さんのマイストロを訪ねに行きました。もちろん、旅番組ですので観光地にも足を運びます。カメラが回ってないとき、親子旅行の気分で母と私は、ドイツはキッチン用品が有名ですので、素敵なお店がいっぱいあり、夢中になってショッピングし、おしゃれなドレスをウィンドウで見つければお店に入り、試着したり・・・
 いきなり、父がすごい剣幕で、「今、何のために来ているかわかっているのか!!」
 「仕事だぞ!!」
 「仕事とプライベートをきちっと分けて、行動しなさい!!」
と、お説教され母と私は恐縮してしまいました。
 訪ねたパン屋さんも一から手作りで、こだわりありもあり、プロ意識も強く、「ドイツは“マイストロ”がないとダメなんだよ」と、彼も父同様、厳しい方でした。
 息が詰まりそうになった私と母でしたが、移動中の車中で原田大二郎さんが、ダジャレのオンパレードでしたので、何とかいっときは和みましたが・・・
 しかし、撮影が再開すれば、厳しい父の指摘で顔もこわばり、“二度と父と仕事も旅行もしたくない!!”と、思いました。
 しかし、紆余曲折あり、マネージャーという仕事、自身も出演する仕事などするようになり、父の仕事への厳しさや、ドイツのパン職人のマイストロのことなど、漸くわかってきました。

 最近、「父と旅をしたいなあ」と思います。以前の私と違い、仕事に厳しく、そして、豊かな旅が出来そうな気がします。
 母と毎年、歩いた河津の桜道を父と一緒に歩きたいです(旅番組で)・・・

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プロフィール
しえ
1963年東京生まれ。83年、20世紀バレエ団附属芸術学校ムードラ(ベルギー・ブリュッセル)にて特別研究生としてモダンバレエを学ぶ。パフォーマンス・アーティストとして活動。女優としてもドラマに出演。93年より俳優のマネージメントを始め、現在、宍戸錠事務所にて父・宍戸錠ほか俳優陣のマネージメントをするほか、エッセイストとして活動。連載エッセイ「しえの がんルネッサンス」(「月刊がんサポート」エビデンス社)、著書に闘病記『がんだってルネサンス』(母で作家の宍戸游子と共著、中央法規)がある。朝日新聞社医療サイトApitalに連載エッセイ「しえの子宮頸がんから始まる新しい旅」3/7(月) スタート。
http://www.mauamoanamana.com(公式サイト)
宍戸 錠 (ししど・じょう)
俳優。1933年生まれ。日大芸術学部中退、日活にニューフェイス第1期生として入社、日活黄金時代に石原裕次郎・赤木圭一郎・小林旭らとダイヤモンドラインとして活躍。“エースのジョー”の愛称で親しまれる。その後はテレビ「巨泉・前武ゲバゲバ90分」「食いしん坊!万才」などでも活躍。最近の出演作品にNHK大河ドラマ「天地人」、映画『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』、『ケータイ刑事 THE MOVIE 3』(公開中)など。
http://www.joeshishido.com(公式サイト)
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