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川村匡由の人生設計ゆとりサロン

富士山と山歩き(3)~富士山を仰ぐ山歩き

■三方ヶ峰へ

 富士山は日本一の高峰であるため、素人が登るには夏山シーズンに限られます。

 そこで、ここでは、冬以外ならだれでも気軽に登り、雄大な富士山が眺められる長野県東御(とうみ)市の三方ヶ峰(さんぽうがみね:標高2040メートル)をご紹介しましょう。

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 三方ヶ峰は浅間山(標高2568メートル)の西側に広がる湯ノ丸高原に位置し、四季折々の高山植物が咲き乱れる「花の名所」としても人気のコースです。

 登山口は群馬県嬬恋村との境にある地蔵峠です。が、夏のトップシーズンでなければ、この峠から湯ノ丸林道沿いに舗装された車道を利用し、池ノ平湿原の登山口の手前の駐車場まで車で行けます。

 駐車場も2か所あるので空いているところに駐車し、水洗トイレで用を足したら、池ノ平湿原を経て三方ヶ峰の頂上をめざします。

 池ノ平湿原は三方ヶ峰の旧火口湿原で、大きな道案内板のある登山道口からなだらかに下って行くと、左手の木の間から早くも富士山が望めます。思わず足を止めたくなりますが、三方ヶ峰はこの先です。

 といっても、頂上へは駐車場から30~40分です。まもなく木道となり、ヤナギランなどの高山植物を左右に眺めながら鏡池の手前の分岐点を直進し、林の中を登っていくと稜線に出ます。途中、道なりに右に沿い、一登りすると頂上にたどり着きます。

■頂上からみはるかす富士山や北アルプスなど

 山頂といっても稜線上ですが、足元に千曲川が横たわり、小諸や上田の町並み、さらには佐久平が広がっています。

 遠くに目をやれば、お目当ての富士山が八ヶ岳(赤岳:標高2899メートル)の右側に、ひときわ高く、くっきりと浮かんでいます。さらに目を右へと移すと、槍ヶ岳(標高3180メートル)や奥穂高岳(標高3190メートル)などの北アルプスの山並みが続いており、息を飲むような大パノラマです。

 また、元きた道を振り返れば池ノ平湿原が“ミニ尾瀬”のようにたたずんでおり、コバルトブルーに輝く鏡池が印象的です。

 あまりにもあっけない登頂に物足りない人は、見晴岳から地蔵峠へと抜ける登山道が頂上の稜線から奥へと延びているため、その道をたどって縦走し、峠に下ればいいでしょう。2時間ほどの行程です。

 ただし、その場合、駐車してある車をだれが取りに下りるか、決めなければなりません。

 そこで、1人の“犠牲者”も出したくないような場合、頂上の先を右に折れ、眼下に広がる池ノ平湿原を見下ろしながら周遊する登山道を利用し、先ほどの駐車場へと向かえばいいでしょう。運がよければニホンカモシカに出会えるかも知れません。

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木の間から望む富士山(池ノ平湿原に向かう登山道にて)


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プロフィール

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川村匡由
(かわむら まさよし)
社会福祉学者・博士(人間科学・早稲田大学)、行政書士有資格、福祉デザイン研究所所長。シニア社会学会理事、世田谷区社会福祉事業団理事、元大学基準協会評価委員、元社会福祉士試験委員。

主著に『地域福祉とソーシャルガバナンス』(中央法規出版)、『社会保障論(編著)』、(ミネルヴァ書房)、『人生100年"超"サバイバル法』(久美出版)など。山岳紀行家としても知られており、本サイトで「山歩きのすすめ」などを寄稿している。

川村匡由+福祉デザイン研究所のホームページ http://www.geocities.jp/ kawamura0515/

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