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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

著書

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著(中央法規出版)

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著
(中央法規出版)

第59回 身体障害者補助犬シンポジウムin宝塚 ご報告

 すっかり、冬の空気に変わり、特に朝晩の冷え込みが強くなってきました。皆さん風邪などひいてませんか? 先週の日曜日、朝5時起きで宝塚のイベントに日帰り参加して参りました!そのご報告をさせていただきます♪

ぼくも頑張ってきたよ! by 聴導犬レオン

 「なくそう心の段差」を合言葉に、宝塚市で毎年開催されており、「第23回障害者週間記念事業・第16回身体障害者補助犬シンポジウム」という歴史あるイベントに参加させていただきました。

 今回のお仕事は、補助犬3種によるデモンストレーションの企画・監修・進行、と、急遽「補助犬トーク」にもシンポジストとして登壇する事になり、事前準備にバッタバッタ致しました。

 が、始まってみると、宝塚市の『補助犬を見守る温かい』空気に包まれ、とっても心地よく活動させて頂く事ができました。

目隠しされる、介助犬PR犬レディちゃん。

その後、指示に従って、携帯を探しだし、
手元まで持って来てくれました!

 もちろん、運営側STAFFの皆さんが慣れておられ、補助犬=特別なモノではなく、当たり前!という気持ちが根付いている事も大きな要因だと感じましたが、何より、参加いただいた市民の皆さんの障害者に対する眼差しが、とても温かく感じました。

 これは、長年 福祉 に力を入れて来られた宝塚市さんならではの事だったと思っております。

 さて、以前ご紹介させていただいたので、御記憶にある方も居られると思いますが、補助犬法発祥の地が宝塚だったのを御存知でしたか? 宝塚在住の当会理事でもあります木村佳友氏のペットだったシンシアが介助犬になった事から、社会を動かすほどの「やさしさの輪」が広がって行きました!

 (詳細は→第33回 5月22日は ほじょ犬の日!!!補助犬法発祥の地は宝塚・・・!?

そんな、補助犬先進地域である宝塚でも、未だ同伴拒否はなくならない現状があり、補助犬法を知らない方もまだまだ多く、啓発活動に引き続き力を入れていかねば・・・と改めて決意を新たに致しました。

 今回、初参加だった聴導犬ユーザー安藤美紀氏&聴導犬レオンも、大活躍の1日でした!

3種の補助犬が揃ってデモンストレーションを実施!
大盛況でした!!!

 さっそくイベントの様子が新聞でも紹介されましたので、ご覧ください。


 補助犬法が宝塚を動かし、兵庫県を動かし、国を動かしたように、また、2020年に向けて、優しさの輪が全国に広がれば良いな~と思っております♪ぜひ、皆さんも一緒に、優しさの輪を広げるお手伝い=補助犬の正しい情報を多くの人に伝えるお手伝い をお願い致します!

 次回は、「盲導犬のお仕事紹介 おさらい(2)」です♪お楽しみに!

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ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より

 当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
 皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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