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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

第52回 2020年に向けてできること……

 先週新潟県内で、盲導犬ユーザーさんが交通事故に遭われ、ユーザーさんが重体、盲導犬が死亡するという痛ましい事故がありました。複数の不運が重なっての残念な事故でした。とにかく、ユーザーさんの1日も早い快復をお祈りするとともに、盲導犬に心よりご冥福をお祈りいたします。

 改めて、我々一人ひとりができることは何なのか?何をすべきなのか?を考えながら、日々を大切に生きて行こうと思いました。

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【2014動物感謝デー in Japan】にて、補助犬法啓発ブースの出展をいたします! ペット連れ参加OKのイベントですので、是非とも遊びにいらしてください♪

◆2014年10月4日 10:00~17:00 駒沢オリンピック公園

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オリンピック・パラリンピックには、
海外から補助犬ユーザーもたくさん来られます!

 先日、日本トイレ協会ノーマライゼーション研究会に参加し、東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科:川内美彦先生のお話を拝聴して参りました。テーマは、
【オリンピック・パラリンピック競技施設のアクセシビリティ】~障害のある人も共に楽しめるスポーツ施設づくりを考える~
です。今週は予定を変えて、「2020年に向けてできること……」と題して書かせていただきます。

*  *  *

 講演では、世界各国のスタジアム等の最新ユニバーサルデザイン(UD)事情のご紹介があり、またその中で【補助犬トイレ】情報にも触れてくださり興味深かったです! 非常にわかりやすく、あっと言う間の2時間でした。

 国際パラリンピック委員会(IPC)のアクセシビリティガイドは、非常に細部に渡り規定されていますが、現状公表されている新国立競技場基本設計(案)には反映されておらず残念…(;_;)

 先のロンドン五輪のメインスタジアムは、この基準の多くを取り入れた素晴らしさと同時に、オリンピック・パラリンピック自体の盛り上がりも大成功!だったそうです。それらは、大会自体が【すべての人に優しいUD概念】のもとに作られたからではないでしょうか? わが国が世界に発信した「お・も・て・な・し」とは、それを言っているのではないのでしょうか? IPCの素晴らしいUD基準!100%は無理にしても、是非とも目指す努力はしていただきたいものです!

 そして、10月2日の朝日新聞に、その川内先生のご投稿が掲載されました!

◆朝日新聞2014年10月2日 「私の視点」川内美彦教授

 ユニバーサル計画に書いてある「誰もが利用しやすく、試合やイベント等を満喫できる」。ぜひこれを実現させていきましょう! 障がいがある人が「会場にアクセスできる」だけではなく、「誰もが満喫できる=障がいのある人もない人も同等に楽しめる」ことが重要なのです!
 例えば……

  • ・今までの固定概念となっている、『ある特定の場所に車椅子席が密集している形』ではなく、車いす席が横にも縦にも点在しており、観覧席の選択が可能である配置。そしてそこには、「介助者」席ではなく、「同伴者」席があること。(「同伴者」とともに楽しむ権利があります!そこに補助犬達も存在します)
  • ・観戦中に前列の人が立ちあがった場合でも、車椅子席の人が観戦を遮断されない視線を確保すること(サイトラインの確保)
  • ・情報保障としての実況解説サービスの提供(視覚障害者向けラジオ受信機の貸し出し)
  • ・磁気ループの他、スクリーン上にリアルタイムのオープンキャプション(場内・緊急アナウンス等)

などなど・・・
 「基本設計(案)」が(案)である現在、今しか我々の声を届けられるチャンスはありません! 国民一人ひとりが自分ごととして考え、一人ひとりの声で、「日本の顔」を世界に誇れる素晴らしいものにしていきましょう!

*  *  *

 さて、次週は、「【ほじょけん法ってなぁに?】厚労省主催イベントのご報告」です。お楽しみに~♪

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<<事務所移転のお知らせ!>>

10月10日(金)より、下記に事務所移転致します!
新横浜から横浜市営地下鉄ブルーラインにて2駅(4分)の新羽駅目の前!
アクセスが更に便利になりました♪

〒223-0057
横浜市港北区新羽町1688-1ユームニューウィング203
TEL:045-275-7770 FAX:045-275-7771

※10日(金)は引越し作業のため、電話・インターネット対応ができない時間帯が発生致します。ご迷惑おかけして申し訳ございませんが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

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ご寄付のお願い

 当会の使命は、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人と動物に優しい社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  • ※ 2015年7月、日本介助犬アカデミーより「日本補助犬情報センター」へ名称変更いたしました。
JSDRC(日本補助犬情報センター)ロゴ