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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

著書

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著(中央法規出版)

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著
(中央法規出版)

第227回【文字情報と手話でサッカーを楽しむ!!!】

 サッカー日本代表!決勝トーナメント進出おめでとうございます!!!
 寝不足の方も多いのではないでしょうか?
 かくいう私は、キックオフの時間、仕事の打ち合わせで帰りが遅くなり、地下鉄内で迎えました。都内の地下鉄がガラガラにすいていたのは…やはりサッカーの影響だったのでしょう。スマホにスポーツ関連のアプリをダウンロードしたので、試合の流れがタイムリーに、文字情報で数分おきに上がってきます。お~面白い♪聴覚障害者も文字情報で知ることができるな~なんて思いながら、前半の終盤に帰宅でき、そこからテレビで観戦していました。
 仕上げなければいけない仕事があったのに、サッカーを見てしまい… その後が辛かった… 試合自体負けましたが、決勝トーナメントに進めるという…選手達の表情も複雑そうではありましたが、これこそ「The勝負の世界」を見た気がしました~ 引き続き、日本代表の活躍に期待ですね♪

きっと、サッカー好きなユーザーさんの家に居る補助犬たちも一緒に楽しんだことでしょう♪

 さて、FIFAが、全gameを手話で紹介しているのご存知ですか?
 聴覚障害者のためにgameのハイライトを、国際手話で伝えているんです! 国際手話はエスペラント語のように世界共通の手話として編み出されたもの。よーく見てみると、意味も伝わってきますよ♪手話って本当に面白い♪♪ みなさん「日本」を表す国際手話、わかりますか~?

     FIFAは、手話でワールドカップの全試合を要約して発表する予定。 終了のホイッスルの後に「手話の短い要約を見る機会を世界中のろう者や難聴者約7,000万人の人々に用意しました」という紹介があります。ぜひ、そういう視点でも見てみても面白いかと♪

    • FIFA手話ダイジェストページはこちら

     全ての人が、当たり前に同じように楽しめる。サッカー観戦も、テレビを観るのも、おいしいものを食べるのも、そのほかも全て、当たり前の権利ですよね♪ 全てのことをそこを基点に考えると、今まで見えてなかった物が見え始めたりします。

     是非、皆さんにも障害のある方々と友達になっていただき、一緒に「当たり前」に、おいしいものを食べたり、飲んだり、サッカー観戦したり、いろんな事を一緒に楽しめる機会を作っていただきたいな♪と思います。当会では、そんな機会をイベントや活動を通じて提供していきます!お楽しみに~♪

     追伸:楽しみにしていただいている方も多い「INUNOMI」ですが、ここ2ヶ月は企業さんからのオファーをいただき、開催しております。また、一般公開で募集をかけるスタイルでも実施しますので、今しばらくお待ち願います♪

    #補助犬 #ほじょ犬 #盲導犬 #介助犬 #聴導犬 #がんばれ補助犬 #当たり前

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     是非、皆さんの様々なお声を、お寄せください。当会では、一緒に社会を更に更にステキに変えて行って下さるサポーターの皆さんを募集しております。お気軽にご連絡ください♪

    ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より

     当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
     皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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