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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

第186回 【補助犬特集時のツイートQ&A!】最終回

 J-WAVE「JAM THE WORLD」で補助犬を深堀り特集!の際、ツイッターでいただいたご意見・ご質問に対する回答最終回です。(放送内容の全文文字化はこちら

 皆さん、とても鋭い感想や疑問を投げかけていただき、こちらもとても勉強になりました。社会の皆さんがどんなイメージを持っておられたり、どこに関心を示して下さるか?今後も、リアルな声を集めながら、正しい情報、良質なプログラムを全国に届けたい!と考えています。是非、ともに盛り上げ、当会の活動が不要になる社会を目指して行きたいと思っています♪

補助犬たちが幸せそうな様子を、是非、多くの方に見ていただきたい・・・そして、正しく理解いただきたい。。。

 ご質問・ご意見回答
補助犬
マーク
ステッカーが貼ってなくても入れる・・・なるほどです そうなんです!とても基本的な情報が、周知されてないんです・・・(涙)
ステッカーは補助犬ウェルカムフレンドリー店が貼っていて、基本全ての店に補助犬とユーザーは入店できるそうですよ! はい。2002年に補助犬法が施行されたことで、国の認定を受けた補助犬を同伴するユーザーの方々は、不特定多数の方が利用する公共交通機関やほかの様々な施設も、当たり前に利用できるようになったんですよ。当たり前の社会参加なんです♪
補助犬入店可能ステッカーがなくてもよい社会というのが、理想なのでしょうが・・・・。電車・バスで見る優先座席やマタニティマークというのも、本来、なくても良いものですし。 その通りですね。まさに、優先座席やマタニティマークも同じだと感じます。最近では、エリアを決めず、全車両を優先シートと指定している鉄道会社さんもありますね。こういったマークが不要になる社会を目指したいですね!
補助犬マークも本当はもともと国際標準があるんですよ。なんでそっちを採用しないのか?今あるドメスティックなものを無理に標準にする必要はないけど、新設するならあわせるべきだよねえ。 たしかに、Assistance Dogs International(ADI) のマークもあるのですが、現状はこれが国際基準というわけではない、という理解をしています。ADIに加盟していない団体も世界には沢山ありますし、そもそも日本国内の訓練事業者で、加盟している団体の方が少ない状況です。今後、日本の訓練事業が業界として世界基準に統一されていくようになれば、世界共通マークの導入の可能性もありますね。やはり今後は、国際化意識も組み込んでいく必要はあると思います。貴重なご意見ありがとうございます。
海外 海外の補助犬事情、気になる・・・・ 2020年に向けて、とても重要なキーワードになってきます。正しい情報発信ができるように頑張ります!
動物
愛護
TL見ても感じるけど、後は動物愛護との兼ね合いで誤解が起こらないように取り組むことも必要かも知れない。 動物愛護・動物福祉に関しては、切っても切り離せない要素です。当会としましては、「動物福祉が守られていない状況下の補助犬はありえない!動物福祉が守られてこそ、人の福祉が成り立つ」と考えます。今後も、その観点はぶれないように大切にしていきたいと思います。
犬はそもそも野生動物じゃなくて最古の家畜の一つだからね。人と助け合うことで種族を維持してる。使役犬のほうが愛玩犬より本来の犬の姿だと俺なんか思うよ。可哀想じゃなくてとても立派という印象だね。 そのとおりですね!犬を良く知って下さっているからこそのご意見ですね。使役犬の歴史は、人と犬との信頼関係の中で成り立ってきました。可哀想ではなく「とても立派!」と言っていただける、補助犬たちの社会参加が当たり前になる日まで、活動を頑張りたいと思います!
しつけ

ペット
との
比較
犬のしつけに関しては補助犬よりも飼い犬のほうがなってないですよね。しつけの悪い犬・飼い主のイメージがそのまま「犬」として扱われているのか。 ありがとうございます!そうなんです!普段見かけるペットのしつけの悪さが、犬の印象に直結していると思われます。是非、皆さんの周りのペットの飼い主さんたちにも、マナー向上を呼びかけていただけると嬉しいです♪ 補助犬たちは何もスーパードッグなわけではないのです。ユーザーである障害者の方々が、きちんと管理をしているから、あんなにステキにお仕事ができるのです♪ ぜひ、ペットの飼い主さんたちにも知ってほしいです♪
補助犬が「汚い」?ならば、ペットとして飼われている犬も同じことを思っているのかなぁ・・・・。これはペットの飼い主さんを傷つけかねない・・・。 その通りですね。どうしても飲食店や医療機関等への受入れとなると、急に「衛生面」のリスクが問題視されます。人間が土足で歩いたり、抜け毛があることは変わりないと思うのですが…犬となると、印象が変わってしまうようです。
「しつけの入ってない犬」のイメージが強すぎるんだろうなぁ。補助をなりわいとする犬たちはがっつりしつけられているんだけどね。もっと広く知られなければならないけど、どうしたらよいのか そうなんです。まさに「正しく知る」ということが、何よりも大切だと思っています。それらの情報を、全ての人に伝えるにはどうすればよいか・・・一緒に考えていただけると嬉しいです。
制度を知らずにペットNGを拡大適用しちゃってるところが多いんじゃないかねえ。もっとも、犬OKの店舗なんかで、椅子の上に平気で犬乗せて、吠えても放置みたいな愛玩犬の飼い主が多いからねえ。犬好きの方が差別を助長する側に回ってる可能性もあるよね。 最近ではペットOKの店舗も増えてますよね。アメリカNYの五番街でも増えているというニュースを見たことがあります。それほど、市民権を得ているということですよね。ただ、仰るとおり、最低限のマナーありきで考えなければ、様々なトラブルのもとになります。欧米では「しつけ方教室」に行くことが当然であり、マナーだったりもします。未だファッション感覚で連れているなど、日本におけるペットとの生活に対する意識の低さも補助犬の差別に大きな影響を与えていると思われます。
日本は犬との付き合い方が畜犬先進国とは根本的に違うからなあ。基本公共エリアに犬を連れて行けるルールだし、飼い主もちゃんとしつけてる。差別はもちろんだめだが、補助犬だけOKっていう制度だけ作っても環境が許さない場合も多いのじゃないだろうか? その通りですね。現状、「犬」はダメだけど「補助犬」はOKという考え方ですから、理解が及ばないのかもしれません。日本で室内飼育が当たり前になったのもまだ浅い歴史しかありませんので、根本的な意識改革はまだ必要なのだと感じています。
バリアフリー バリアフリーも「~でなければならない」みたいな肩肘張った感じでなく、もっと自然な感じでやれるのが一番いいと思う。「精神のバリア」を取っ払う感じで。最近「お互い様」みたいな感覚が薄れているのが寂しい限り。 ありがとうございます!まさにその「お互い様」を多くの方に実感していただきたいです!その実感が無ければ、真の理解に繋がらないと感じています。昨今の日本のライフスタイルから、古きよき時代の「お互い様精神」が消え去ってしまっているな~と感じます。もっともっと、地域や自分が所属する学校や会社などのコミュニティの中でも、「お互い様」を自然に感じられるような社会を取り戻したいですね。私達は、【補助犬】というキーワードを通じて、そのような大切な感覚を取り戻せる社会を目指したいと思っています。
印象 盲導犬の育成なんかはパピーウォーカーや訓練機関はもちろん。引退犬や落第犬を引き取って家庭犬として飼う人まで、ものすごい数の人が関わってやってるからねえ。それでも足りない。そういう大変貴重なものなんです。 ありがとうございます。本当に沢山の方々の愛情とご苦労と、ご支援のお気持ちが積み重なって成り立っている事業になります。だからこそ、社会で「当たり前」に受入れて頂きたい。切に願います!
ハーネスつけて仕事してるときは静かにしてるけど、外して仕事から解放され、犬に戻ったときのギャップに萌える♪ そうなんですよ~!それをご存知なのは、とても通な方ですね~♪補助犬と言えど、決してスーパードッグではありません。「犬」としてできることは限られています。ですので、ハーネスをつけている時はお仕事モードですが、ハーネスやケープを外すと「ただの犬」に戻ります♪(笑) 引っ張りっこが大好きな子、イタズラが大好きな子、へそ天で寝る子・・・様々です♪そんな自然な姿を封印してまで、やってもらうお仕事では無いと思っていますので、彼らの自然体の中で、お仕事スイッチのON/OFFが上手な子を適性アリとして選んでいます。
過度な配慮は逆差別を生み出す可能性もある おっしゃるとおりですね。日本人はとかく「過剰」か「無関心」の両極端と言われます。ただ、無関心の中には「どうしたら良いかわからない」という人も多く含まれている気がしています。そんな方々にも、難しいことではなく「何かお手伝いしましょうか?」と一声かけ、できることをしていただければよい、と知っていただきたいものです。
介助犬について大信頼している獣医さんが仰っていました。「そもそも犬にさせているのがおかしい。それこそロボットやAIがすべき。このままでは犬への虐待になりかねない」と。ごもっとも。
↓このコメントに返信
「虐待」?犬が嫌がれば、そうなるのでしょうが・・・・、“無理やり”人に慣れさせて補助犬にしているわけではない筈です。その獣医さん、補助犬のことについて分かっていないのでは?そう思います。
それは残念です。是非、その獣医さんには、当会のウェブサイトをお知らせ願います。もちろん、今後ロボット開発等が進めば、介助に関する多くの部分を任せるようになるかもしれません。ただ、それでも、命ある「犬」という存在を、大切なパートナーとして迎え入れたい!という人は、なくならないと感じています。そこには、ロボットには替えがたい、信頼関係や愛情があると思っております。今後、その獣医さんにも「最近の補助犬たちは幸せなんだね」と言っていただけるように、引き続き正しい情報発信を頑張ります!
その他

ご意見
補助犬はペットじゃないけどな はい、そのとおりです!まだまだ誤解が多いです・・・
補助犬に差別しよる輩は、単なる犬嫌いの仕業と思われ・・・・。それが必要な状況に陥ってみないと、ありがたみが分からんのやろな?! 社会には様々な方がおられるので、難しいと感じます。しかし、今回のような機会もいただき、少しずつではありますが理解者は増えていると思いますので、引き続き前向きな発信を続けていきたいと思っています!
犬嫌いの人がいるのはしかたないですね。かといって、犬が好きな人が構うのもNG・・・・つい応援したくなるけど、仕事中に邪魔しないのが思いやりですか。 ありがとうございます。はい、さりげなく温かく見守って頂きたいです♪そして、ユーザーさんが困っていそうなら「何かお手伝いしましょうか?」の一言を♪
補助犬について、日本補助犬情報センターのHPでも、このページを見ると簡潔にまとまっていて理解しやすいのでは。
ありがとうございます!多くの方に知っていただけますように・・・
「補助犬は仕事中」・・・・この一言に尽きる。 ありがとうございます。街で見かける補助犬たちは仕事中ですので、温かく見守って下さい♪
例えとしては悪い言い方だけど、優秀な機械でも扱うのは人間。 そのとおりです!鋭いです!命ある犬、命ある人間、どれも完璧なものはありません。力を合わせての社会参加です!受入れ社会としての見守りサポートも大切です♪
例えば盲導犬は見かけるにしても聴導犬を見たことのある人はまれじゃないでしょうか 盲導犬に比べ、やはり介助犬・聴導犬は数が劇的に少ないので、見かけたことが無い人が大半かと。。。 最新の実働数⇒ http://www.jsdrc.jp/
点字ブロックに物を置くと盲導犬が迷惑。大音量の排気音や音楽を鳴らして走る車は聴導犬の妨害をしているわけで 点字ブロックの上の障害物は、盲導犬であれば避けて誘導してくれますが、白杖の方は白杖で触れながら避けるしかないので、歩行が困難になります。点字ブロックの上に物を置いたり、立ち止まったりすることなどは避けるようにお願い致します。
余計な一言を言って第三者を不快にすることを、なんとも思わない。自分ことしか頭にない。自分の考えが正しくて、それ以外は一切排除しようとする。・・・どおりで、差別がなくならないわけです。補助犬差別の問題の根底はこうしたところにもあると考えます。差別をなくすには・・・・最善の方法は無いと思います。「いじめ問題」と同じで・・・。分からない人は、自分が同じ経験をしない限り、一生分からないでしょうし、知ろうともしないでしょう。結局は、その人の性格は、それまで育った環境で左右されます。 まさに、補助犬差別の問題は、「犬の拒否」を理由にした「障害者差別」だと感じております。とても難しい問題だと思います。しかし、【補助犬】たちは、多くの事を教えてくれます。そして、障害者と社会を繋ぐ、潤滑油にもなってくれます。その力を借りて、今後もあらゆる差別やいじめ問題が無くなるような理想の社会を目指し、発信を続けたいと思います。諦めず、地道ではありますが、頑張りましょう!
色々タメになる話だったJAM THE WORLD の介助犬特集。パラリンピックオリンピックが真夏の東京でやるから、海外から来られる方が連れてこられる際、東京のアスファルト歩かせる注意喚起や、橋本元首相が法律出来ても議連解散させなかった話とかいいなあ。 ありがとうございます!そんな風に感じていただけたら光栄です♪これからも、関心を持っていただけると嬉しいです♪
誰もが忘れがちだけど、誰もが補助犬にお世話になる(障害を持つ)可能性があって他人事ではないことをまず知って、自分がどんな状況でも受け入れられることを想像することが大事だと思います。 その通りですね。障害者問題とは、とかく他人事・自分とは関係の無い問題、と思われがちですが、実は全ての人が、自分または家族が当事者になる可能性がある問題でもあるのです。是非、少しの想像力で良いので、自分ごととして考えて頂きたい。そうすれば、全ての人にやさしい社会が実現できると思います。

 少しの想像力で見方が変わると、皆さんの周りの社会も、とても大きく見え方が変わると思います。是非、まずは色んな立場に立って、少しで良いので想像してみてください。そこには新しい気づきがあり、その気づきは、あなたの生活や仕事、様々なシーンを素敵に彩ってくれると思います♪

 当会の活動支援をして下さる方は、こちらのサイトでもご寄付を受付中です!
 是非、皆さんのさまざまなお声を、お寄せください。当会では、一緒に社会を更に更にステキに変えていって下さるサポーターの皆さんを募集しております。お気軽にご連絡ください♪

ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より

 当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
 皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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