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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

第151回 補助犬法啓発イベント無事終了

 昨日、10月1日補助犬の日に、阪急うめだ本店祝祭広場にて、補助犬法啓発イベント無事終了いたしましたので、ご報告申し上げます。

3種の補助犬ユーザーさん達にもご協力いただき、皆さんから当事者の声を伝えていただきました。さすが関西のユーザーさん♪ ユーモアを交えながら、とても素敵なお話ばかりでした♪

 各回、約150人ほどの方に参加いただき、熱心に聞いていただきました。お越しいただいた皆様に、心より感謝いたします。

 いつもイベントの冒頭に、ご来場の皆さんに質問をして、手をあげていただくと…

 盲導犬知っていますか?=ほとんどの方
 介助犬知っていますか?=半分くらいの方
 聴導犬知っていますか?=3~4割の方
 補助犬法知っていますか?=4~5人…

 と、補助犬法の周知の低さが浮き彫りになります。
 今回のイベントで、3人のユーザーさん達が共通して仰っていたのが、周囲の皆さんのたった一言の「何かお手伝いしましょうか?」の声かけが、どんなに心強くありがたいか!というお話。「女神様が現れたかと思った!」「涙が出るくらい嬉しかった!決して忘れない…」と…

 そして、お手伝いがいらない時は「大丈夫です。ありがとうございます。」と言います、と仰っていました。司会者が「そんな時は、せっかく声かけたのに~ではなく、大丈夫でよかった♪と思ってください。」と補足しました。

 以前にも、当会のブログでご紹介しましたが、声をかけるのって、勇気いりますよね? ただ、勇気を出して声をかける側にとっては、その声かけは初めてでも、その障害者の方はもうすでに10回くらい声をかけられていて、またか~と思っているかもしれない。そんな時、無愛想に「結構です」と言われたりすると、ちょっと心が折れそうになりますが、そんな時は、せっかく声かけたのに~ではなく、「大丈夫でよかった♪」と思ってください。
 2016年4月に障害者差別解消法スタートしたばかりです。当たり前に「必要な声かけ」を自然にできるようになるまでは、声をかける方もかけられる方も、しばらくは社会の空気の醸成期間として、共に努力をしていけたらな~と感じています。

 会場の皆さんも終始、大きくうなずいておられ、きっと、今後の生活で、実践くださると思います。

 最後に、聴導犬ユーザーさんから「自分1人の力には限界があります。でも、皆さんが今日見て聞いた事を、家族やお友達1人でも多くの方に伝え、SNSで補助犬のこと、補助犬法のこと、を全国に正しく広げてくだされば、私たちは安心して日本中を旅できます♪ お願いします!」と呼びかけがありました。

 阪急さんのブログでも紹介くださいました。

 日本中に、補助犬を通して『優しさの輪』が広がりますように…

 改めて、ご協力いただきました皆様と会場に駆けつけてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

日本補助犬情報センター関係者一同 

ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より

 当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
 皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

JSDRC(日本補助犬情報センター)ロゴ