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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

第128回 熊本地震関連情報

 この度の熊本地震でなくなられた方々のご冥福をお祈りするともに、被災された方にこころよりお見舞いを申し上げます。一刻も早い、被災者の救援、生活支援、そして被災地の復興を祈念いたします。

全国の補助犬たちからもエールを送ります!

 さて、今回は予定を変更して、熊本地震関連の内容をお伝えします。

 まず、九州地方には88頭の補助犬たちが実働しています。

 盲導犬介助犬聴導犬
福岡県23
佐賀県
長崎県
熊本県10
大分県14
宮崎県12
鹿児島県18

厚生労働省「ほじょ犬情報」 より

 熊本県には10組、大分県には14組の盲導犬ユーザーさんがおられますが、ユーザーさん&盲導犬ともに、全国の訓練事業者の連携のもと、皆さん無事の確認が取れました。大きな怪我もなく、ライフラインの復旧も確認できました。
 自宅損壊等の被害はあれど、何より「近隣の方々との支えあいの中で、支援物資や食料を届けてもらえている」とのご報告もあり、本当に嬉しくなりました! まさに今、必要とされている『共助』だと思います。
 その他の県も合わせると、九州には合計88組の補助犬ユーザーさんがおられますが、皆さん無事です。

 非常事態における、『補助犬』の存在は、何よりも心強い存在になるとともに、きっと周囲の方々にも、勇気と希望を与えてくれていると思います。
 引き続き、必要な情報や支援が届くよう、正しい情報収集を続けながら活動して行きたいと思います。
 遠隔に居る我々は、これから、各自ができる支援を見定める時期になるのだと思います。頑張りましょう!

 飲料水や日用品の支援物資が急務となっている中、災害時の障害者や高齢者の声は届きづらいため、そのような方に対する支援も始まりました。


 遠隔地から支援できることは限られていますが、現地の正しい情報を日々入手しながら、必要な方へ必要な支援が届くように、引き続き、ネットワークを駆使しながら、注視して参りたいと思っております。

お知らせ

身体障害者補助犬を推進する議員の会
第4回『ほじょ犬の日啓発シンポジウム2016』
防災と補助犬~障害者インクルーシブな防災~

日時:2016年5月20日(金)10:30 ~ 15:00
会場:衆議院議員会館内会議室

  • ◆ 第1部:10:30~12:00
    藤井克徳(ふじい かつのり)(日本障害フォーラム(JDF)幹事会議長)
    「防災と補助犬 ~障害インクルーシブ防災から学ぶ~」
    1万8000人を越える人たちが犠牲になった3.11東日本大震災から5年。国際的な新たな防災の考え方である『障害者インクルーシブな防災』について、日本障害フォーラムの藤井克徳幹事会議長より学びます。
  • ◆ 第2部:13:30~15:00
    山口千津子(公益財団法人日本動物福祉協会 特別顧問・日本補助犬情報センター理事)
    「補助犬同行避難について ~防災の観点から~」
    過去の数々の大災害における犬との同行避難に関して、現場で多くの事例解決に携わってきたエキスパートより、事例紹介とともに、今すぐ始められる防災の備えを中心にお話しいただきます。

ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より

 当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
 皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

JSDRC(日本補助犬情報センター)ロゴ